文化 - 韓国旅行情報

パク・ヨスク画廊(박여숙 화랑)

パク・ヨスク画廊(박여숙 화랑)

2021-03-18

ソウル特別市 江南区 狎鴎亭路461

1983年に開館した「パク・ヨスク画廊(PARK RYU SOOK GALLERY)」は1988年、美術の地と言える清潭洞に場所を移し、清潭洞が江南の代表的な画廊街に変貌する役割を担いました。
現代美術を専門に扱っており韓国内の若い作家を発掘・支援しています。海外の現代美術家の作品を韓国に紹介することで韓国の現代美術の発展にも貢献しています。
また、シカゴやケルン、バーゼルアートフェアなど、海外の主要アートフェアに参加することで韓国の現代美術のすばらしさを世界に広めるなど、国際的にも活発な活動を展開しています。
このような活動によりパク・ヨスク画廊は忙しく変わりゆく現代社会の中で、大衆が美術作品を通して自分を振り返り、自分の創造性を広げられるようにと努力しています。

ギャラリー・シモン(갤러리 시몬)

ギャラリー・シモン(갤러리 시몬)

2022-09-15

ソウル特別市チョンノ区チャハムンロ6ギル20

1994年4月に開館した「ギャラリーシモン(gallery simon)」は、現代美術の美を鑑賞し、その重要性を伝えるアートギャラリーです。国内外のアーティストの主要コレクションを所蔵し、有名なアート展示会を開催しています。ギャラリー・シモンは「Simon's friends」として知られた既存のグループ展示会を毎年開いており、現代美術の流れと作品に溶け込んだ作家の信念と精神に共感できるように深い理解を促しています。

北村文化センター(북촌문화센터)

北村文化センター(북촌문화센터)

2021-04-07

ソウル特別市 鐘路区 桂洞キル37

北村(プクチョン)文化センターはソウル特別市が開設した韓屋で、ソウル市民の文化共有を目的に創られた施設です。またセンターは住民文化スペースとしても開放されており、韓国の伝統文化を体験できるさまざまなプログラムも行なわれています。
朝鮮時代末期の有力者であった閔財務官宅の敷地に建てられた北村文化センターは、ソウル特別市が桂洞奥方宅としても知られているこの一帯を買い入れ、外観の改修・補修工事を行なった上で2002年10月29日オープンしました。北村文化センターは、北村に住む地域住民ひとりひとりが韓屋村に誇りを持てるようさまざまな韓国の伝統文化を体験できる文化プログラムを企画・運営する施設でもあります。書芸、茶道、漢文、パンソリなどの伝統文化講座、自然染色、黒竹工芸、閨房文化の伝統を繋ぐメドゥプ、小さな布を縫い合わせて作るチョガクポなどの工芸実技講座、韓屋に対する理解を高めることを目的に北村の韓屋を探訪する韓屋講座、映画上映、演奏会などの文化行事などのプログラムを実施しています。このほかにも北村の歴史や価値を広報する広報展示館、韓屋リモデリングに関連する情報提供及び相談を行なう韓屋改補修相談室、住民サランバンなどの施設もあります。

ソウル特別市では韓屋密集地域である北村の景観を保存するため、韓屋の改修・補修費用を支援するなど北村作り事業を推進しています。この事業の一環として、伝統韓屋を買い入れ人々がいつでも訪問し韓屋の素晴らしさや北村文化を体験できるよう、北村文化センターを開設した経緯があります。
敷地697平方メートル、建築面積237平方メートルの規模に母屋と門の両脇に設けられた建物、そして離れからなる北村文化センター。北村文化や韓屋を紹介する広報館と伝統文化を体験できる住民文化センター、そして市民と外国人が休息できるサランバンと東屋があります。


北村韓屋村
北村地域は昔から景福宮と昌徳宮、宗廟の間に位置する地域で、ソウル600年の歴史とともに歩んできた韓国の伝統居住地域です。巨大な2つの王宮の間に挟まれる形で密集したこの地域には伝統韓屋群があり、数多く枝分かれした路地が昔のまま残され、600年に及ぶ悠久の歴史を持つ都市の風景を感じることができる場所です。現在は伝統文化体験館や韓屋料理などを通じて古の雰囲気を感じることができます。

国家無形遺産伝授教育館(국가무형유산전수교육관)

国家無形遺産伝授教育館(국가무형유산전수교육관)

2024-10-18

ソウル特別市カンナム区ポンウンサロ406

「国家無形遺産伝授教育館」は、国家が伝統文化の保存・伝授のため建立した建物で、国家無形遺産の保有者が伝授教育、一般人講習などを行っています。芸能種目は8つの団体が入っており、無形遺産の保有者を中心に、その芸能を後世に残すため、伝授教育や一般人講習を年中実施している他、定期発表公演や国内外への公演にも参加しています。技能種目は12団体が入っており、国家無形遺産技能保有者が工芸品の制作過程や完成した作品を一般に公開し、工芸技能の伝授教育も実施しています。主要施設は公演座席164席の民俗劇場「風流」で、2階・3階には常設展示場や企画展示室となっている「伝統工芸館」があります。国家無形遺産の保有者およびそれを伝承する工芸家の作品を販売している伝統工芸品の常設展示販売場、セミナー室、芸能練習室、工芸教育実技室などがあります。

ソウル南山国楽堂(서울남산국악당)

ソウル南山国楽堂(서울남산국악당)

2020-09-09

ソウル特別市 中区 退渓路34キル28

南山コル韓屋村にある「ソウル南山国楽堂(ソウルナムサングガクダン)」は、2007年11月に開館した伝統家屋で国楽を楽しめる国楽専用公演場です。
ソウル南山国楽堂は、330席の規模で音響や照明、舞台設備など国楽公演に適した最適の施設を持ち、電気音響を使用しないで伝統国楽の自然音響を鑑賞できる韓国唯一の会場として他と差別化を図っています。
また国楽器や伝統芸術講座、青少年文化特別活動など多様な体験プログラムを運営し、ソウル市民がいつでも国楽に触れて楽しめる場を提供しています。

韓国歴史文化料理学校 羅膳斎(한국역사문화음식학교 라선재)

韓国歴史文化料理学校 羅膳斎(한국역사문화음식학교 라선재)

2024-12-02

キョンサンブク道キョンジュ市ヒョンゴン面ヨンダムロ443-51

「羅膳斎(ラソンジェ)」は食客の故郷・慶州「韓国歴史料理学校」内にある、新羅の伝統料理が味わえる所です。
韓国歴史文化料理学校は、歴史と伝統を継承してきた韓国食文化の代表的な料理学校で、数年に渡り研究開発した新羅の「尼叱今」料理を実用するために羅膳斎を開館しました。
羅膳斎で体験できる「尼叱今」お膳は、新羅王に捧げられた料理で、新羅時代、九珍味という薬膳(薬となる料理)の食材からなる健康によい料理です。
羅膳斎の内部もまた新羅王室を象徴する黄金色をメインカラーに、蓮の葉の形に刻まれた柱を始め、新羅王室の大宴会場をそのまま再現しています。また、スタッフの服装も新羅時代の伝統的な服装で、美味しい料理を楽しみながら新羅の歴史や文化にも触れることができます。

チョコレート博物館(초콜릿 박물관)

チョコレート博物館(초콜릿 박물관)

2022-12-26

チェジュ特別自治道ソグィポ市テジョン邑イルジュソロ3000ボンギル144

済州の自然と調和した素朴な規模の博物館です。チョコレートの歴史と今日のヨーロッパをフィールドとした地球上のすべてのチョコレートについて知ることができるように、その基礎的な文化を伝える役割をしています。最高品質のチョコレートとは何か、その味がどんなものなのかを知ることができるところです。

アルムダウン茶博物館(아름다운 차박물관)

アルムダウン茶博物館(아름다운 차박물관)

2022-07-05

ソウル特別市チョンノ区インサドンギル19-11
+82-2-735-6678

韓国の代表的な伝統文化街である仁寺洞(インサドン)に位置する「アルムダウン茶博物館」は茶文化を広めるためにつくられた複合茶文化空間です。お茶に関連した道具・遺物を保有・展示している博物館と、若い陶磁器作家の作品に出会えるギャラリーで構成されています。また、韓国、中国、日本、台湾、スリランカ、インド、英国など、約110種のさまざまなお茶を保有している「ティーショップ」と、緑茶、プーアル茶、紅茶、花茶など、多彩な伝統茶が味わえるティーカフェ「ティーストーリー」を運営しています。

世宗忠武公物語(세종충무공이야기)

世宗忠武公物語(세종충무공이야기)

2022-09-13

ソウル特別市チョンノ区セジョンデロチハ175

「世宗物語(セジョンイヤギ)」と「忠武公物語(チュンムゴンイヤギ)」は世宗文化会館で運営する展示館で、朝鮮4代王の世宗大王と、壬辰倭乱で功績を残した忠武公李舜臣将軍の生涯と業績を称えるために造成されました。世宗物語展示館は2009年10月9日、ハングルの日にオープンし、忠武公物語展示館は2010年4月28日、李舜臣将軍の誕生日に合わせてオープンしました。

李應魯美術館(이응노 미술관)

2022-12-26

テジョン広域市ソ区トゥンサンデロ157

李應魯美術館は2007年5月、屯山大公園の大田市立美術館横にオープンしました。小さくこぢんまりした白い建物が周りの松と美しく調和しています。李應魯美術館は、この地域に残る韓国的伝統の現代化と世界化のために一生をかけた「世界的作家、顧菴李應魯画伯(1904~1989)」の芸術世界を建築物として昇華させようとフランス建築家のローラン・ボードエン(Laurent Beaudouin)が設計し、つくりました。美術館の展示室は4つの空間がひとつの空間のように感じられるような神秘的な雰囲気があり、李應魯画伯の初期作品から晩年まで、生涯の作品を1ヶ所で鑑賞できます。顧菴の作品世界が東洋と西洋の出会いであったように、李應魯美術館の建築物や韓国作家・李應魯とフランス建築家ローラン・ボードエンとの出会いもとても興味深いものです。