崇礼門(숭례문)

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説明

崇礼門(スンニェムン)は朝鮮時代初期の1396年に初めて築造され、1398年2月に重建された建造物です。この門は朝鮮時代、漢陽都城(ハニャンドソン)の正門として四大門の中で南側に位置し、南大門(ナムデムン)とも呼ばれました。また1448年にも大規模な修繕が行われています。以降、壬辰倭乱(日本で言う「文禄・慶長の役」)や丙子胡乱(ピョンジャホラン=丙子の乱)の際にも南大門は被害を受けませんでした。
最初に建造されたときには門の両側に城壁が繋がっていましたが、1908年に道路を作るためにその城壁が崩され、城門のみ残り、陸の孤島のようになってしまいました。しかし2006年になり復元工事を実施、現在のような崇礼門となりました。1952年文化財保護法により崇礼門はそれまで宝物に指定されていたものを変更、国宝に改めて指定されました。
木造の建物の平面は下層・上層が5間、側面2間の大きさで、木造建物の下層・一階部分の床は木造建物の下にある虹霓門(ホンイェムン)の上にあたる中央間のみ井桁に組んだ板の間があるだけで他の部分は土の床となっており、建物2階の上層は板張りの床となっています。扁額の筆者については諸説ありますが、1614年に編纂された韓国最初の百科辞典といわれる「芝峰類説(チボンユソル)」には朝鮮時代初期の王族で太宗の長男で世宗大王の兄にあたる譲寧大君(ヤンニョンテグン)が書いたものであるという記録が残っています。四大門のうち他の門の扁額は横書きとなっていますが、崇礼門だけは縦書きになっています。これは「崇礼」の二文字が五行思想で火を意味し、景福宮と相対している冠岳山(クァナクサン)の火の勢いを抑えるためといわれています。
現存する城門の建物として韓国でもっとも規模の大きい南大門は典型的な多包様式の建物で、典型的な木造建造物の手法を取り入れている、韓国の建築史において重要な建物のひとつです。1997年初頭、ソウル特別市では崇礼門の景観をより一層素晴らしく演出するため、ライトアップ設備も新たに設置しました。また地元自治体のソウル特別市中区(チュング)は2005年10月から通路補修工事とあわせて崇礼門中央のアーチ型の門・虹霓門入口など5ヶ所の地表調査を実施、朝鮮時代の世宗大王の施政の時と思われる下部石築基壇や一番下にある基礎となる石・址台石(チデソク)、地面に敷き詰める平たい石・薄石(パクソク)、 門の両側にある柱が立てられた基礎の石・門枢石などを発掘しました。これらの発掘されたものは1907年ごろ南大門を貫く路面電車の線路を敷設する際、門の周囲に1メートルほど盛り土を行ったため基壇部分や路面に敷き詰められていた薄石などが完全に埋められ、それが発掘作業により露出したものと思われると発表しました。発掘を行った中区では人々が地表面から1.6メートル下にあるこれら遺構を見学できるよう、中央通路の試掘部分をそのまま残し、観覧施設を設けました。崇礼門の中央通路がある虹霓門に沿って見学することができます。
しかし崇礼門は2008年2月10日、放火による火災で焼失してしまいます。その後、5年3ヶ月の工期を掛けて復元作業行い、2013年に一般開放に漕ぎ着けました。2013年5月1日には崇礼門復旧を告げる「告由祭」が執り行われました。
崇礼門復元には忠清南道(チュンチョンナムド)泰安(テアン)の安眠松(アンミョンソン)が使われました。安眠松は高麗時代から王宮や船を造る際に使われてきた木材で、この復元作業で崇礼門の垂木、柱、屋根などに使われています。


ホームページ

http://www.junggu.seoul.kr/tour/
http://www.heritage.go.kr


ご利用案内

お問い合わせおよびご案内 : +82-2-779-8547

休みの日 : 月曜日

利用時間 : 9:00~18:00/※6月~8月18:30まで開放/※12月~2月は17:30まで開放


位置

ソウル特別市チュン区セジョンデロ40

開かれた松峴緑地広場(열린송현녹지광장)

開かれた松峴緑地広場(열린송현녹지광장)

2025-05-27

ソウル特別市チョンノ区ソンヒョン洞48-9

開かれた松峴緑地広場(ヨルリンソンヒョンノクチグァンジャン)は鐘路区松峴洞にある空間で、景福宮と鐘路の間に位置する広場。この敷地は日帝強占期に殖産銀行社宅、その後、米軍宿舎や米大使館宿舎などとして活用され、1997年に韓国政府に返還されました。返還後は放置され、高い塀に囲まれていたものを2022年に韓国住宅公社に所有権が移転された後、ソウル市に所有権が移され「憩いと文化がある開かれた松峴緑地広場」となって市民に開放されました。高さ4mの塀に囲まれ、長い間閉じられていた空間は石垣を低くし、野花と調和した緑地へと生まれ変わりました。現在は栗谷路、感古堂通りから広々とした緑地広場を一望できるようになっています。石垣の中に入ると広場の中央にソウル広場の芝生より広い中央芝生広場が広がります。広場周辺にはコスモス、ヒャクニチソウといった野花群落地があります。景福宮と北村は松峴洞の敷地が開かれ広場内部にできた近道でつながり、周辺に位置する青瓦台、光化門広場、仁寺洞、北村路地へは広場を横切り行くことができます。

プルリダンギル(불리단길)

プルリダンギル(불리단길)

2025-05-23

キョンサンブク道キョンジュ市プルグクシンテクチ5ギル11

慶州(キョンジュ)のホットプレイス「プルリダンギル」は慶州進峴路一帯の路地で、仏国寺商店街市場を含め、吐含山下の集落の店まで続く道です。春は桜の名所としても知られ、毎週土曜日の午後にはプルリダンギルの複合文化空間である「ROAD22」の屋外でフリーマーケットが開かれます。個性あふれるハンドメイド作品を販売しており特色ある品を購入することができ、また平日は展示や工房体験ができます。瓦屋根の背の低い伝統的な建物は宿泊施設、グルメ店、カフェ、ショップ、工房、ギャラリーで構成されている他、仏国寺郵便局横の壁画村の路地は「屋根のない美術館」のようです。

MCY PARK(MCY PARK)

MCY PARK(MCY PARK)

2025-05-23

キョンサンブク道キョンジュ市チョンブクナムロ196 MCY PARK

MCY PARKは慶州市に位置する空間テーマパークです。色の3原色である「Magenta(赤)、Cyan(青)、Yellow(黄)」を基本とし、多様なカラーとインスタレーション作品を通じて新しいコンテンツを表現します。アメリカの13都市から輸入したスクールバスを美術作品としてアレンジしたスクールバスミュージアム、アイスクリーム・ドーナツ・ケーキなどのデザートオブジェやポップアートに満ちたデザートミュージアム、馬屋だった空間をフォトスポットに生まれ変わらせた馬房スタジオ、愛を絵とオブジェで表現したアート噴水公園など多彩なテーマ空間で構成されています。

九峰島落照展望台(구봉도 낙조전망대)

九峰島落照展望台(구봉도 낙조전망대)

2025-05-19

キョンギ道アンサン市タヌォン区クボンタウンギル43

9つの峰があるということから付けられた九峰島(クボンド)。このうち、ハルベ岩(おじいさん岩)とハルミ岩(おばあさん岩)の間に見える夕日が西海岸最高の絶景として有名で、観光客が最も多く訪れるスポットは落照展望台です。日没と夕焼けを形象化したオブジェの間に夕陽が入ってくる瞬間が写真を撮るベストタイミングです。

世宗村飲食文化通り(세종마을 음식문화거리)

2025-05-27

ソウル特別市チョンノ区チェブ洞194-2

以前は錦川橋(クムチョンギョ)市場と呼ばれていましたが2011年「世宗村(セジョンマウル)飲食文化通り」という公式名称となりました。「世宗村」は世宗大王が生まれたところだということでついた名です。王の名はついていますが、雰囲気はにぎやかな庶民の街そのもの。錦川橋市場と呼ばれたころからの常連客を確保している老舗と新しく流入した青年社長たちのユニークな最新ホットプレイスが仲良く共存するところがこの街の魅力です。今ではメイン路地だけでなく、隅々までユニークなグルメ店がたくさんあり、選んで味わう楽しさがあるグルメ通りとなっています。(「景福宮駅」2番出口がスタート地点)

パドソリ道(파도소리길)

2025-05-23

キョンサンブク道キョンジュ市ヤンナム面ウプチョン里405-5

パドソリ道は邑川港から下西港までの1.7km区間のことをいい、ボードウォーク、東屋、ベンチ、吊橋などが整備された海岸道で、慶州陽南柱状節理を見ながら歩くことができます。慶州陽南柱状節理は2012年、軍部隊が撤収したことで世に知られるようになりました。陽南柱状節理群では上へとそびえる柱状節理だけでなく、扇形柱状節理、傾いた柱状節理、横になっている柱状節理など多様な形態の柱状節理を観察することができます。なかでも圧巻なのは扇のように丸く広がった扇形柱状節理です。陽南柱状節理群は世界的にも類を見ない非常に珍しい形で、2012年9月に天然記念物に指定されました。

奉吉大王岩海辺(봉길대왕암해변)

2025-05-23

キョンサンブク道キョンジュ市ヤンブク面ポンギルヘアンギル

奉吉(ポンギル)海水浴場は砂浜の長さが500m・幅40mで海開き時の平均水温は22度です。東海岸の他の海水浴場に比べて避暑客が少なく、ゆったりと休暇を過ごしたい人におすすめスポットです。夏になるとビーチバンガローや浮き輪レンタル所、簡易飲食店がオープンします。砂浜から200m離れたところに文武大王の海上墓である大王岩があります。文武王は死後、海の龍となって国を守るために火葬して東海に埋葬するように遺言を残したといいます。近くには龍を見たという利見台(イギョンデ)や、感恩寺址と感恩寺石塔などがあります。

坡州加野ランド(파주가야랜드)

2025-05-19

キョンギ道パジュ市ポブォン邑カヤ里

坡州加野(カヤ)ランドは、地下岩盤985mから溶出した硫黄やゲルマニウムなどのミネラルが豊富な天然アルカリ鉱泉水が楽しめる温泉スパです。大浴場、水風呂、堅炭・玉サウナ、チムジルバンなどの施設を備えています。夏にはプールも楽しむことができ、家族連れにも人気です。周辺の観光地は臨津閣(平和ヌリ公園)、坡州出版都市、ヘイリ芸術村、三陵(ユネスコ世界遺産(文化遺産))、碧草池樹木園、雲井湖、李珥遺跡などがあります。

惇徳殿(돈덕전)

2025-05-16

ソウル特別市チュン区セジョンデロ99

大韓帝国の外交空間として企画された惇徳殿(トンドクチョン)は、徳寿宮内にある2階建ての洋館。惇徳殿は高宗が即位40周年記念行事の場として使用するため 建てた洋館で日本によって取り壊されたものの、2017年発掘調査をスタートし2023年9月正式に一般公開されました。新しく開館した「惇徳殿」は、大韓帝国の外交の場という歴史的な意味を生かして内部空間を、大韓帝国の外交史中心の展示と記録保管、図書閲覧、国内外の文化交流と芸術行事のための空間としています。

菊花島(국화도)

2025-05-16

キョンギ道ファソン市ウジョン邑ククファギル8

美しい自然と澄んだ海が調和した菊花島(ククファド)は平和でゆったりとした時間を提供します。特に秋に咲く美しい菊の花が有名で、この時期には菊の花を観賞するために多くの観光客が訪れます。島内には美しい海辺と散策路があり、自然を満喫しながら散歩を楽しめます。また、菊花島は多様な海洋生物が生息するところで、海釣りと海洋スポーツを楽しむのに良いところとしても知られています。島周辺の澄んだ海と風景は日没時にさらに美しく、これを見るために多くの人々が訪れます。