説明
岳陽楼(アギャンヌ)は、慶尚南道(キョンサンナムド)咸安郡(ハマングン)代山面(テサンミョン)西村里(ソチョルリ)山122番地、岳陽村(アギャンマウル)北の絶壁上にある亭子(東屋)です。
この亭子は朝鮮時代末期・哲宗8(1857)年に建てられたものと言われています。
岳陽楼は見晴らしが大変良い場所に建てられており、真下には南江(ナムガン)の流れが、前方には広々とした野原や近くの法守面(ポプスミョン)の土手が一望できます。
亭子の名称は中国の名勝地「岳陽」に由来すると伝えられています。その昔には「倚斗軒(キドゥホン)」という扁額がかけられていたこともありましたが、現在では書家・菁南(チョンナム)呉済峰(オ・ジェボン)氏の筆による「岳陽楼」と書かれた扁額のみ残っています。この岳陽楼は1992年10月21日文化財資料に指定されました。
岳陽楼の入口には1950年代に流行した『娘船頭(처녀뱃사공)』の歌碑もあります。
岳陽楼は韓国戦争(1950~1952年・休戦)後に修復された後、1963年に重修され今日に至っています。
前面3間、側面2間の大きさの建物となっており、屋根は前から見ると八の字型をした入母屋造りの屋根となっています。
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位置
慶尚南道 咸安郡 代山面 代法路 331-1 (代山面)