2025-01-20
ウルサン広域市トン区ソンクンギル2
1971年に国指定の漁港となった方魚津(パンオジン)港は、広い敷地の水協委販場と競売場がある、蔚山を代表する漁港です。ブリをはじめとし、タチウオ、サワラ、カタクチイワシなど、多種多様な魚がとれ、近くの水産市場と刺身センターでは新鮮な海鮮を購入してその場で味わうことができます。防波堤沿いの散策路は写真を撮るのに最適な瑟島(スルド)灯台まで続いており、方魚津港や大王岩(テワンアム)公園、蔚埼(ウルギ)灯台、日山(イルサン)海水浴場へと続く海の道もロマンチックな景色が楽しめます。観光資源活性化のために北防波堤の壁画や地面のデザイン、駐車場などが整えられ、村の博物館である方魚津博物館もオープンしました。蔚山市民には憩いの場となっており、見どころ満載のスポットです。
2024-10-29
キョンサンブク道アンドン市サンア洞423
安東ダム水力発電所入口左側に位置する洛江(ナッカン)ムルギル公園は、周辺の水資源環境と調和した森の道や庭園を設け、探訪客に安らぎの空間を提供することを目的つくられました。小さな池を挟んでメタセコイアやモミの木が育ち、池にかかる石橋、小道が異国のような風景を演出していることから韓国のジヴェルニーと呼ばれます。木の下にはベンチが置かれ、安東市民はもちろん旅行客にも愛される憩いの場となっており、また、あちこちに隠れているフォトスポットで写真を撮ると、まるでモネになったような錯覚を覚えます。その他、安東ダムまでの散策路や月映公園まで続く水辺デッキがあり散歩コースにも最適です。
2024-07-30
キョンサンブク道アンドン市ポニョンギル30
安東(アンドン)旧市場には、1970年代から生鶏肉やローストチキンを販売するローストチキン屋通りがありました。ヤンニョムチキンが流行りだしたことから商人たちは対策を模索し、そうして生まれたのがフュージョン料理の安東チムダクです。カルビの蒸し物のソースに春雨や各種野菜を入れて調理したヤンニョムチムダクは甘辛い味と手頃な価格、ボリュームから全国に口コミが広がり、「ローストチキン屋通り」は「チムダク屋通り」へとその名前を変えました。現在はここに30ほどの店が集まり、週末になると約2万人の観光客が訪れます。安東チムダクは昔から伝わる料理ではありませんが、韓国最古の料理書籍の『需雲雜方』や『飲食知味方』をみると安東地域には古くから安東チムダクに近い調理方法が存在していたことがわかります。安東チムダクには豊富なタンパク質と多様な野菜に含まれるビタミンなどさまざまな栄養素が融合し、栄養面でも優れています。
2024-07-25
クァンジュ広域市ナム区チョンビョンジャロ446ボンギル7
BTS壁画とペンギンパン
1970~80年代以降、老朽化がすすむ集落で、お年寄り4~5人が屑鉄作品などで村を飾りはじめたことから村は工芸通りになり、現在に至ります。ここに光州出身のJ-HOPEの壁画が2点ありますが、これは特定の人物を描いた唯一のものです。2020年、彼の誕生日を記念して中国のファンたちの後援で作られました。村の協同組合カフェの近くにあり、絵を観覧してからカフェでペンギンパンを買うコースが人気。
2024-12-06
クァンジュ広域市ナム区オギウォンギル20-13
楊林洞住民センターの裏に、壁に描かれたペンギンの絵の道しるべに沿って狭い路地を入ると70、80年代の村が展覧会場へと変身した楊林洞(ヤンニムドン)ペンギン村があります。膝の悪いお年寄りの歩く姿がペンギンのようだということから名づけられました。村の住民たちは昔火災で焼けて放置されていた空き家を片付け、捨てられた物を持ってきて村の壁に展示し始めました。村の塀には「あの時あの時代生きていたことに感謝しよう」と刻まれています。村の中央にあるペンギン酒幕は地元住民が集まる場所で、小規模ですが必要なものはすべてそろっています。 ペンギン村工芸通りには革工房、繊維工房、木工房など様々な工房があり、工芸品を購入することができます。近代と現代が共存する工房ではアップサイクリング工芸体験も可能です。不要になった垂れ幕を使ったポーチづくり、廃品を活用したアート作品づくりなどのアップサイクリング工房体験プログラム、アートとゴミ拾いを兼ねたツアーコース、ワンデイクラスなどの体験活動が運営されています。 周辺には崔昇孝(チェ・スンヒョ)家屋、ウィルソン宣教師私宅、オーウェン記念閣などがあります。
2023-01-30
キョンサンブク道ポハン市ナム区オチョン邑オオロ1
雲梯山(ウンジェサン)吾魚寺(オオサ)は、仏陀の奥ゆかしい香りが漂い、龍に包まれているような湖と奇岩絶壁が一幅の絵画のように調和している場所で、新羅の4大祖師を輩出した聖地でもあります。新羅時代の第26代真平王のときに創建された寺院で、当初は恒沙寺と呼ばれました。元暁大師と恵空禅師がここで修行した際、二人は仏法の力で川の死んだ魚を生き返らせることを競い合いました。1匹は死んだままでしたが、もう1匹は生き返って力強く泳いだので、その魚を自分が生き返らせたと二人とも言い張ったのです。そこで自分という意味の「吾」と「魚」の字を取って吾魚寺と名付けられたそうです。大雄殿は正面3間・側面2間の入母屋造りの多包閣で、朝鮮時代の英祖17年(1741)に建て直されました。寺院の周辺は、雲梯山の雄大な自然と吾魚池が調和した景色が壮観で、奇岩絶壁の上の慈蔵庵や吾魚寺の西側には元暁庵が建っています。大雄殿(慶尚北道文化財)、宝物に指定されている銅鐘、元暁大師の笠、その他多くの遺物が保管されています。
2025-01-15
キョンサンブク道ポハン市ナム区クリョンポ邑ホミロ222-1
浦項(ポハン)虎尾岬(ホミゴッ)から甘浦(カムポ)の方へ向かう場所にある九龍浦港(クリョンポハン)は、日帝強占期の1923年にふ頭と防波堤が建設されたことで港としての姿が整えられました。現在、北防波堤約600メートル、南防波堤約400メートル、物揚場約600メートルの施設が備えられており、荷役能力は33万4,000トンに達しています。近くに九龍浦近代文化歴史通りがあり、日本の伝統家屋を見ることができる他、九龍浦市場も近く、地元の伝統市場ならではの親しみやすい雰囲気と美味しい食べ物が楽しめます。ここは、特産物のサンマの干し物(クァメギ)が多く販売されており、また全国最大のズワイガニの産地として知られているため、上質なサンマの干し物とズワイガニを味わうことができます。
2023-02-15
キョンサンブク道ポハン市プッ区チョンハ面イガ里
二加里(イガリ)いかり展望台は、松の木と美しい二加里簡易海水浴場の近くに、船を停泊させるアンカー(いかり)を形象化した展望台です。高さ10メートル、長さ102メートルで、開放感あふれる浦項の海が一望できます。また、JTBCで人気が高かったテレビドラマ『それでも僕らは走り続ける』のメインロケ地で、多くの観光客が訪れる人気スポットです。
2023-05-27
キョンサンブク道アンドン市トサン面カソンギル162-133
聾岩・李賢輔の宗宅、聾岩宗宅
安東市(アンドンシ)陶山面(トサンミョン)佳松里(カソンリ)に位置している聾岩(ノンアム)・李賢輔(イ・ヒョンボ)の宗宅。李賢輔は1504年に司諫院・正言の職に就きましたが、国王を怒らせたことで安東に流された人物です。元々、聾岩宗宅(ノンアムジョンテク)はプンチョン村に建てられましたが、1976年の安東ダム建設により村が水の中に沈んでしまいました。その後、安東の各所に分散して移転されていた宗宅と祠堂、肯構堂(クングダン)を永川李家宗孫のイ・ソンウォン氏が1ヶ所に集めて移築しました。2007年には汾江(プンガン)書院が再び移され、今は汾江村とも呼ばれて一般の人々に公開されています。
2024-10-29
チェジュ特別自治道チェジュ市ハンリム邑クマクプクロ
西部中山間地域を代表するオルムの1つです。山頂部に大きな円形噴火口と山頂火口湖を有する新期の側火山で、南北の2つの峰が東西の低い鞍部につながり、円形の噴火口(深さ52メートル)を形成しています。噴火口内の山頂火口湖(別名:今岳潭)は、昔は水量が豊富でしたが、現在は火口の底が見えます。「コム・カム・クム」などはその語源から神を意味する「コム(古語)」と通じるもので、同じ意味をもつ「コム」系の言葉として古朝鮮時代から使われてきたといいます。つまり、「クモルム(クムオルム)」は神という意味の語源をもつ呼び名と解釈され、古くから神聖視されてきたオルムであることがわかります。松、杉、野茨、菩提樹、カマツカなどが生息する円形噴火口と山頂火口湖です。
標高427.5メートル、比高178メートル、周囲2,861メートル、面積613,966平方メートル、底径1,008メートル