2024-12-02
忠清南道 青陽郡 化城面 タラッコルキル78-6
+82-41-943-8123
忠清南道青陽郡、樓谷に位置するチュルムドム(列墓)聖地は天主教信者の無名殉教者たちの墓です。また、この村は京畿道果川で殉教した崔京換聖人と韓国2番目の司祭である崔良業神父の誕生地でもあります。1つの場所に複数の人を埋葬しているためチュルムドム(列墓)といいます。
殉教者の数と姓名、殉教経緯などは分かりませんが家族単位で埋葬され、名前の分からない殉教者たちの墓37基がここ樓谷で墓の列をつくっていて、1982年に青陽聖堂によって清められた墓地に無名の殉教者たちのための墓碑を立て史跡地として造ってから天主教信者をはじめ多くの人が訪れています。
ここチュルムドムの殉教者、聖崔京換フランシスコの遺骨の一部を1986年に切頭山 殉敎紀念館に移して祀っており現在、墓の数は総36基です。
2024-10-28
キョンギ道ポチョン市ヨンブク面サンジョンホスロ411ボンギル108
+82-31-532-6135
抱川(ポチョン)山井(サンジョン)湖は、鳴声山(ミョンソンサン)と観音山(クァヌムサン)で囲まれた湖です。山中に埋もれている井戸のような湖という意味で、日帝強占期に農業用水を供給する目的で築造されました。約3キロのドゥルレ道散策路と鳴声山登山路の途中にはスズキ群落地があります。ソリゲレンデ、温泉など家族で一緒に楽しめる施設も周辺にあります。周辺の観光スポットは漢灘江(ハンタンガン)、ハーブアイランド、アートバレー、国立樹木園があります。
2024-03-12
ソウル特別市クァンジン区ヌンドンロ216
ソウル子供大公園は、1973年5月に開園したテーマパークで、56,552平方メートルの敷地に緑豊かな森と緑地が広がっています。主な施設としては動物園、植物園、遊園地、公演会場などがあり、子供たちの楽園で生きた学習教育場として親しまれています。さらに、市民のための憩いの場として文化空間としての役割をも果たしています。家族皆で一緒に楽しめる施設が集まっており、誰もが楽しめるスポットです。
2022-09-20
カンウォン道チョンソン郡ファアム面ヤクスギル1328
画岩観光地には画岩湧水、画岩洞窟、コブク(亀)岩など、画岩八景と呼ばれる景勝地があり、素晴らしい景観を誇ります。画岩八景の第一景である画岩湧水は炭酸イオン成分が含まれており、炭酸水のようなシュワっとした飲み心地が特徴です。画岩湧水と同じぐらい有名なのが第四景の画岩洞窟です。1934年に金鉱の坑道を掘っているときに発見された石灰洞窟で、天然記念物に指定されています。洞窟の入り口まではモノレールに乗って移動することができます。洞窟の全長は1,803メートルで、見学には1時間30分ほどかかります。
2024-10-17
江原道 旌善郡 画岩面 薬水キル1330
+82-1544-9053
画岩八景のひとつ「没雲台(モルンデ)」は、岩が幾重にも重なる岩壁に樹齢500年を超す松の木が立っており、絶景を成しています。また、没雲台の岩壁の下にある渓谷には澄んだ水が流れており、夏になると避暑客で賑わいます。整備された登山路を歩いていると、画岩八景のうちの5つ(画岩薬水、コブク(亀)岩、華表柱、小金剛、没雲台)を見ることができます。没雲台の下を流れる小金剛の渓流に足を浸しながら眺める没雲台はまた格別です。
2021-07-15
京畿道 抱川市 永北面 山井湖水路808
+82-31-532-6141
京畿道 抱川の慈仁寺は、鳴声山の削られた岸壁を背景に位置する伝統寺院です。
慈仁寺は山井湖水を訪れる訪問客が必ず立ち寄る場所で、入口からお寺までびっしり茂った松の木が天を突くように立っている姿はとても印象的です。
慈仁寺の境内に入ると多少小さくて一風変わった姿をした弥勒菩薩が迎えてくれます。そしてその後ろに華やかな外観の極楽殿(法堂)があります。渓谷に沿って極楽殿の後方へ進むと険しい岸壁の前に広がる美しい山井湖が見下ろせます。その他に観世音菩薩といくつかの石塔が並んで立っており、境内で湧き出る水は澄んでいておいしいと評判で、水を汲みに来る観光客も少なくありません。
周辺には鳴声山、山井湖、漢灘江、禾積淵、三釜淵滝、蓴淡溪谷、金水亭址などの観光地があります。
2020-08-13
京畿道 抱川市 二東面 都坪里
秋の紅葉狩りやススキ狩り観光スポットとして有名な鳴声山(ミョンソンサン・標高922.6メートル)は江原道(カンウォンド)鉄原郡(チョロングン)と京畿道(キョンギド)抱川市(ポチョンシ)の境にある山です。山の麓には山井湖(サンジョンホス)という湖があり、景色が素晴らしく、国民観光地として名を馳せています。
泰封国(テボンクク・901~918年)をうち立てた弓裔(クンイェ)が亡国の悲しみをこの山で嘆くと、山もそれに合わせた鳴いたということから、鳴き山・ウルムサン(山)と言われ、現在ではこの意味を汲んで漢字表記した鳴声山として知られています。
鳴声山の頂近くは緩やかな傾斜となっており、ススキが所狭しと生えるススキの群生地となっています。1997年からは毎年秋になると「山井湖鳴声山ススキ祭り」が開催されています。山井湖の燦燦と輝く湖面や広々とした草原に広がるススキ畑が調和し、晩秋の趣が一層感じられます。
鳴声山の近くには山井湖観光地もあり、登山道が整備され、山と湖を同時に楽しめるため家族連れのハイキング客に人気です。
2021-03-08
忠清南道 洪城郡 広川邑 烏棲キル 625
+82-41-641-0488
烏棲山(オソサン)の名物といえば、秋を迎えると山腹の一面が白一色に染まる葦原。烏棲山の葦原は広範囲にわたっており、山の中腹をほとんど覆ってしまうほどで、秋にはここで葦祭りも開催されます。
烏棲山の中腹には韓国の典型的な田舎にある、こぢんまりとした浄巌寺(チョンアムサ/浄岩寺)があります。浄巌寺の創建や沿革について今に伝える史料はほとんど残っていません。寺では527(百済聖王5)年に創建されたという説を採っていますが、その根拠となる史料はいまだ見つかっていません。しかし、朝鮮時代に編纂された邑誌『輿地図書』の結城県(キョルソンヒョン)の項には、断片的ながら記録が残っており、「浄巌寺は烏棲山にある。(中略)烏棲山は鴻山(ホンサン)から白月山(ペゴォルサン)へ続き、洪州(ホンジュ)、結城(キョルソン)、保寧(ポリョン)の三つの邑と境をなす」という内容があり、このことから18世紀半ばに寺が存在したことが、かろうじて確認できます。また、18世紀後半に編纂された寺に関する書物『伽藍考』にも「結城県の東側二十八里の地点に、浄巌寺がある」という記述がありますが、これが烏棲山の浄巌寺を指しているのかはっきりしていません。
寺には金堂があったとされる跡があります。この旧・金堂址の礎石は一辺の大きさが70~80センチの四角形の自然の礎石を用いており、ところどころ欠けているところがありますが、今でも整然とその痕跡が残っています。この痕跡から推測すると金堂は真北を向いた正面5間、側面3間の規模の建物であったとみられます。今後、旧・金堂址といわれている跡地について更なる考古学的調査が行われれば、浄巌寺の歴史を紐解く上で貴重な史料となることでしょう。
2023-01-25
チョンラナム道クリェ郡クァンウィ面ノゴダンロ209
+82-61-781-4800
「泉隠寺(チョヌンサ)」は統一新羅時代に創建された古寺で、智異山の西南側に位置しており、大韓仏教曹渓宗 第19教区の本社である華厳寺の末寺として華厳寺、双磎寺とともに智異山3大寺院のひとつに選ばれています。泉隠寺は智異山の中でも特に明るく温暖な場所にあり、深い渓谷から流れ出る澄んだ水が寺の横を流れ、周りは雄大な山々に囲まれています。
泉隠寺のもともとの名前は、828年にインドの僧侶と韓国の徳雲祖師が寺を創建した当時、境内に露のように冷たく澄んだ泉が湧いていることから甘露寺と呼んでいました。この泉の水を飲むと心(精神)が洗われるといい、多くの僧侶が訪れたり、高麗の忠烈王の時には「南方第一寺院」に昇格されたりしました。ところが、壬辰倭乱で寺が燃え改築した際、大きな蛇が泉によく現れ、捕まえて殺したところ泉の水が出なくなったといいます。そこから「泉が隠れた」という意味で名前を泉隠寺に変えましたが、その後も何度も火事と災難にみまわれ、村人たちは寺を守っていた蛇を殺したせいだと恐れました。この知らせを聞いた朝鮮4大名筆の1人である李匡師が、まるで水の流れるような書体で「智異山 泉隠寺」という文字を書き、門に掛けたところ、火事が起こらなくなったといわれています。
2024-10-10
カンウォン道チョンソン郡ナム面ムルン里
秋のススキ狩りや鉄道の旅の旅行先として有名な旌善(チョンソン)ミンドゥン山は標高1,118.8メートルで、ススキ山ともいわれるほど山全体がススキに覆われています。山の七合目まで潅木や雑木林が生い茂り、山の頂には樹木がほとんどありません。山の傾斜は緩やかで、頂上から四方へ果てしなく続くススキの群生地は秋になると数多くの観光客がやってくる観光スポットになっています。
ミンドゥン山のススキ畑は大変深く、登山道を少しでも外れると歩くのも大変なほどです。しかし登山道はよく整備されているので登るのはさほど難しくありません。
山の頂には山火事監視所があります。旌善郡の南中央にあるミンドゥン山からは、東に咸白山(ハムベクサン)・地蔵山(チジャンサン)、南に斗圍峰(トゥイボン)・白雲山(ペグンサン)、西に加里旺山(カリワンサン)・白石峰(ペクソクボン)、北に上元山(サンウォンサン)・魯鄒山(ノチュサン)・サンジョンパウィ・掛兵山(ケビョンサン=または樹兵山[スビョンサン])・高積台(コジョクテ)、遠くには頭陀山(トゥタサン)・青玉山(チョンオクサン)・太白山(テベクサン)などが見えます。また、ミンドゥン山から画岩(ファアム)薬水がある画岩八景を巡る2日がかりの休養を兼ねた登山コースが脚光を浴びています。