2020-12-05
江原道 平昌郡 大和面 金堂渓谷路766-2
海抜1,173mの金堂山、西側の麓に流れる深い山の中の静かな谷が、金堂(クムダン)渓谷です。平昌郡、蓬坪面と龍坪面、大和面の間をうねるこの谷は、平昌川の上流地域にあります。金堂渓谷は思いのほか広く、ほとんどは静かに流れる水流が、ごつごつと岩が突出したところで急流になります。3月下旬から春の風情が漂いはじめ、4月の終わりには、クロフネツツジが山を覆います。
2024-12-02
京畿道 坡州市 炭県面
+82-1688-1441
建物1つ1つが、まるで芸術作品のような坡州「ヘイリー芸術マウル」内にある「ハングルティウム」展示館は、世界初の「ハングル」をテーマにした総合文化空間です。
子供たちにハングルの科学的な優秀性と美しさを、広く知ってもらうために建てられた「ハングルティウム」は地下1階、地上2階建てでハングル体験館、工房、文化空間などに分けられています。ここではハングルのあれこれを紹介して、ハングルを活用した多用な体験の機会を提供します。「コムジラク/チョムルラク工房」では、ハングルガラス工芸、ハングルTシャツ作り、印字機など異色的体験を通して、美しいハングルとウリマル、ウリ文化の大切さ価値を感じ、また、その他の楽しみも準備されています。
特に地下にある「ウダタンハングル工場」は子供だけのための体験の場で、ハングルを利用した各種遊び場と、アニメーションを通して自然なハングル創製背景、ハングルの原理などが学べます。また、文化空間には茶菓および、季節別の飲料と多様なハングル商品が準備されています。
2020-08-18
蔚山広域市 南区 無去洞
+82-52-120
蔚山市を東西に横断する「太和江(テファガン)」は、迦智山サルパウィ、白雲山タプコルセムなどで発生し、蔚山市街地を過ぎ、東海の蔚山湾に向かって流れる長さ47.54キロメートルの川です。蔚山市民と歴史を共にし、蔚山の誇りであり、大切な河川です。
太和江は蔚山が開発される前は1級水の川でアユやサケなどが集団で生息していた澄んだ川でしたが、産業化が進み、各種排水で汚染され、段々と市民から目をそらされるようになっていました。その後、太和江を生き返らせるプロジェクトが進められ、今の姿に戻りました。
太和江には蔚山の象徴である鯨と白鷺の形状を象徴的に表現した非対称構造の「十里竹田橋(太和江の橋の中の一つ)」と渡り鳥や太和江の自然観察ができる「太和江展望台」があります。また、テスプ公園、芝生、散歩道、体育施設などが設けられており、市民の憩いの空間として多くの人々に愛されるだけでなく、美しい自然の姿を保った渡り鳥の生息地となっています。この他にも上流流域の迦智山一帯は都立公園に指定されており、周辺に多くの文化遺産が散在しています。
2025-08-27
ウルサン広域市ウルジュ郡オニャン邑テゴク里サン234-1
蔚山広域市蔚州郡彦陽邑大谷里の景勝地である盤亀台(パングデ)は亀がうつぶせになったようにみえることから盤亀台と呼ばれています。岩刻画とは、先史時代の人々が暮らしのなかで起きたさまざまな出来事をテーマに、それを岩に刻んで描いた岩絵のことをいいます。主に大きな岩など聖なる場所に描かれ、人々はそこに集まって各種儀礼を行ったと推測されています。蔚州大谷里の盤亀台岩刻画は太和江の支流である大谷川沿いの絶壁、幅10m・高さ3mほどの岩面に絵が集中的に刻まれています。また周辺10ヶ所の岩面からも少数の絵が確認されています。この岩刻画は新石器時代からさまざまな時期にかけて製作されたと考えられ、時代別に様式の違いをうかがうことができます。刻まれた絵は大きく海と陸の動物、人、道具などに分けられます。海の動物としてはクジラ、オットセイ、カメなど、陸の動物としてはシカ、トラ、イノシシ、イヌなどが多く見られます。人は顔だけ描かれたものや、まっすぐ立った姿、船に乗った姿などを見ることができ、道具としては船、囲い、網、銛、弩に似た物などが見られます。これは先史人たちが円滑に狩りを行い、大猟を願う気持ちを岩に刻んだものと考えられます。動物と狩りの様子を生命力あふれる絵で表現し、事物の特徴を実感できるように描写した狩猟美術であると同時に宗教美術でもあり、先史時代の人々の暮らしや風習を見ることができる最高傑作と評価されています。このように人類初の捕鯨記録であり、韓半島初の美術作品ともいえる盤亀台岩刻画および韓国で初めて発見された岩刻画である川前里(チョンジョンリ)刻石は、大韓民国を代表する歴史観光資源となっています。
2025年7月12日、「蔚州大谷里の盤亀台岩刻画」と「蔚州川前里の銘文と岩刻画」をあわせた区間約3㎞の「盤亀川の岩刻画」はユネスコ世界遺産に登録されました。
2022-11-11
チョンラナム道チンド郡チョド面ヨミ里
上鳥島 礪尾里のトリ山頂上にある「トリ山展望台(トリサンチョンマンデ)」は、多島海(タドヘ、島が多い海)の壮観を一望することができる 鳥島(チョド)旅行のハイライトといえる場所です。
木で綺麗に建てられた展望台にあがると観梅島(クァンメド)、屛風島(ピョンプンド)、羅拜島(ナベド)、大馬島(テマド)、小馬島(ソマド)など鳥島周辺に群鳥のように散ばっている多くの島々を一望することができます。 また、島の間から昇り沈む日の出と日没の両方をこの展望台一ヶ所から見ることができ、海霧(海にかかる霧)がない日は、遠くの甫吉島(ポギルド)と済州島の漢拏山、楸子島(チュジャド)までも見ることができます。
上鳥島(サンチョド)から下鳥島(ハチョド)とつづている鳥島は、天恵の自然の美しさをそのまま大切にしています。多くの島々が海の上に浮かんでいる絶景を、一目で見渡せる上鳥島のトリ山(210メートル)展望台に引けをとらない展望ポイントとして、敦大峰(トンデボン、230メートル)と下鳥島の灯台があります。鳥島はゆったりとした小さな漁村の雰囲気があり、松林がある小さな海水浴場などが隠れています。
2024-12-02
チュンチョンナム道チョナン市トンナム区ソンナム面チョンハプヒュヤンジロ200
SONO Belle(ソノベル)天安(チョナン)オーシャンアドベンチャーは、SONO Belle天安リゾートにあるウォーターパークです。ローマやヴェネツィア、スペインなどヨーロッパの有名都市の遺跡をモチーフにして造られており、大きく屋内ゾーン、屋外ゾーン、温泉ゾーンに分けられます。トルネードプール、スピードレーシング、ボディボールスライド、ワイルドエクストリームリバー、バイキングタワーなどのアトラクションがあり、エキサイティングな体験ができます。
2023-02-07
ソウル特別市ソデムン区ポンウォンサギル120
889年に道詵国師が現在の延世大学の場所に創建し、当時は般若寺と呼ばれていました。1748年に賛汁、増岩の2人の僧侶により今の場所に移され、「奉元寺」に改名されました。奉元寺では世界平和と南北統一を祈願して霊山斎(国家無形文化財)が行われています。
2021-03-03
慶尚南道 河東郡 岳陽面 岳陽西路357
+82-55-880-2370
慶尚南道河東郡にある岳陽(アギャン)面は面積51.8平方キロメートルで、東は赤良面、西は花開面、南は河東邑と光陽市多鴨面、北は青岩面に接しています。中心部には岳陽川が流れており、肥沃な土地が広がっています。特産物に大峰柿や野生茶があります。
2022-09-29
慶尚南道 河東郡 岳陽面 平沙里キル 66-7
朴景利の大河小説『土地』の舞台である「崔参判宅(チェチャムパンデク)」は、悠々と流れる蟾津江と智異山の麓にあるひっそりとした岳陽面平沙里の小さな民俗文化村に位置しています。
崔参判宅は韓屋14棟があります。朝鮮後期の韓民族の生活の姿を再現したドラマ『大地』のセットが残っている他、映画やドラマのロケ地としてよく使われ、河東郡の文化商品として脚光を浴びています。また、サランチェ(別棟)の広い板の間に座ると平沙里の広い野原が一目で見渡せます。
近くには平沙里文学館をはじめ、花開市場、双磎寺など、自然環境が素晴らしい観光名所がたくさんあります。秋には文学祭り「土地文学祭」がここで開催されており、文学の村として位置づけられています。
2021-08-09
済州特別自治道 済州市 沙羅峰東キル 61
「沙羅峰(サラボン)」は済州市を代表するオルム(寄生火山)です。このオルムの峰に上がると北には広大な海、南には雄大な漢拏山が見え、下には済州市の市街地と周辺の様々な集落がまるでひとつの絵のように美しく、特に夕方の赤い夕焼けが海を染める光景は沙峰落照と呼ばれ、瀛州十景の一つとして数えられています。オルムの形態は北西方に広がる馬の蹄のような形をした火口で、スコリア(scoria)で構成された寄生火山帯です。全体的にクロマツが植えられ、森を成しています。