観光 - 韓国旅行情報

順天湾 龍山展望台(S字水路)(순천만 용산전망대(S자 물길))

順天湾 龍山展望台(S字水路)(순천만 용산전망대(S자 물길))

2020-07-02

全羅南道 順天市 順天湾キル 513-25

順天湾(スンチョンマン)の最も美しい風景を眺めたい方におすすめなのが、順天湾のS字に曲がった水路に夕陽が沈んでいく光景です。日の入りの頃になると、黄金の光に染まった水路をS字を描いて川の流れが河口に注ぐ光景はとても美しく、ファインダーに収めようと多くの人々がここを訪れます。
葦、干潟、そして順天湾が誇るS字曲線水路を一望できる場所が、全羅南道(チョルラナムド)順天市(スンチョンシ)海龍面(ヘリョンミョン)弄珠里(ノンジュリ)にある龍山(ヨンサン)という小高い山です。霧津(ムジン)橋と葦のデッキを横目に進むと、その先には散策路の階段があります。その階段をさらに20分ほど進むと順天湾を一望することのできる龍山展望台(ヨンサンジョンマンデ)にたどり着きます。
また、順天湾S字コースへは、海龍面から海岸道路沿いに進み、弄珠里海老養殖場入口(弄珠マウルバス停)から向かう方法もあります。

驪州 婆娑城(여주 파사성)

驪州 婆娑城(여주 파사성)

2021-09-28

京畿道 驪州市 大神面 川西里 山9
+82-31-887-2868

「婆娑城(パサソン)」は標高250メートルの婆娑山頂上を中心に稜線に沿って築城された石築地の山城です。城の一部は山すその川に突出しており、上下流を一目で見られる戦略的要衝の地です。城壁などが比較的多く残っており、周囲は約1,800メートルで、城壁の高さは高いところで6.25メートル、低いところは1.4メートルとなっています。川西里に面した東門址と金沙面梨浦里に面した南門址には門楼を建てた高柱形礎石2基と平柱礎石が残っており、東門址には甕城門地も残っています。
婆娑城は新羅第5代王婆娑王のときに築城されたものと伝えられており、『東国輿地勝覧』には1592年の文禄の役のときに柳成龍の案により僧軍が城を修理したという記録が残っています。

松広寺(完州)(송광사(완주))

松広寺(完州)(송광사(완주))

2024-09-10

チョンブク特別自治道ワンジュ郡ソヤン面ソングァンスマンロ255-16

「松広寺(ソングァンサ)」は全羅北道完州郡所陽面にある千年古寺です。大韓仏教曹渓宗松広寺は新羅景文王7年(867年)に九山禅門の開山祖である普照体澄禅寺が開創しました。元来の寺名は白蓮寺で、現在の一柱門が3キロメートル離れたところにありましたが、歴史の変遷により廃寺となったものを順天松広寺の普照国師知訥僧が復元後、現在の寺の殿閣は1600年代に普照国師の弟子達が大々的に仏寺の再建を推進したものです。丙子胡乱で昭顕世子と鳳林大君2人の太子を清の国に人質として送った仁祖大王が2人の太子が無事に帰還することと国乱の痛みをお釈迦様の加護で治癒しようと大々的に再建立した仁祖大王の護国寺です。
全国でも有名な4つの道場の中で最大規模の地蔵殿に奉安されている地蔵菩薩像と十王像、羅漢殿の釈迦如来と500の羅漢像は、大雄殿と共に多くの人たちの参拝所となっており、また、傾斜の少ない平地に建てられた寺であるためお年寄りの方でも楽に上がることができ、大型バス30台が駐車することができる大型駐車場と食堂もあります。その他、春になると桜が咲き美しい桜並木を楽しめます。大雄殿、三世仏像、亞字形鍾楼、四天王像といった宝物文化財や、有形文化財などを保有しており、歴史の息吹を感じることができます。


遺物
松広寺冥府殿塑造地蔵菩薩三尊像及び眷属像一括(全羅北道有形文化財)
松広寺木造三殿牌(全羅北道有形文化財)
松広寺金剛門(全羅北道有形文化財)

主要文化財
完州松広寺 大雄殿(宝物)
完州松広寺 鍾楼(宝物)
完州松広寺 塑造四天王像(宝物)
完州松広寺 塑造釈迦如来三仏坐像及び腹蔵遺物(宝物)

小白山国立公園(北部)(소백산국립공원(북부))

小白山国立公園(北部)(소백산국립공원(북부))

2022-12-26

チュンチョンブク道タニャン郡カゴン面ナムハンガンロ494

韓半島の中心の霊山、小白山国立公園(忠清道圏)
小白山は韓半島の中心にそびえ立つ白頭大幹の壮大さと神秘さを持っている民族の霊山として兄弟峰をはじめ、神仙峰、国望峰、蓮花峰などが壮麗に並んでいます。忠清道では1970年に俗離山、1984年に月岳山に続き1987年に3番目の国立公園として指定された山です。
小白山の世界は春にはつつじがきれいに咲き、夏の野草花、秋の満開になった紅葉と白い雪花が満開になった頂上の風景は秋の登山にはぴったりです。また、1,439メートルの飛蘆峰の頂上の広い草原地帯が四季折々の景色を作りだし、韓国のアルプスを連想させます。1,349メートルの蓮花峰にある国立天文台は韓国の天文学の中心となっています。そして毎年6月初旬には小白山と潭陽郡一帯で全国的なお祭りである小白山つつじ祭りが壮大に開催されています。

小白山を輝かせる峰
小白山には国望峰と飛蘆峰、蓮花峰、神仙峰、兄弟峰などの峰があります。そしてそれぞれの峰には特徴があるため、登山をより一層楽しむことができます。国望峰(1,420メートル)は北に神仙峰と兄弟峰、文殊山、先達山の稜線があり、南には蓮花峰、兜率山があり、近くに飛蘆峰があります。このような峰の稜線が国望峰に続いている様子は海の波のように見えます。小白山の中心である飛蘆峰(1,439メートル)は珍しい植物の群生地としても有名です。
蓮花峰(1,394メートル)はつつじの花が咲き、毎年「小白山つつじ祭り」が開催されています。ミスつつじの選抜と山神祭など多彩な行事が開催されます。神仙峰(1,389メートル)は江原道寧越との境界にある南漢江上流の北側にあります。山が険しく仙人達が行き交う場所だとされ神仙山と呼ばれています。兄弟峰(1,177メートル)は山の頂上の峰が向き合っているとして兄弟峰と呼ばれています。

漢江パムソム(한강 밤섬)

漢江パムソム(한강 밤섬)

2018-12-29

ソウル特別市永登浦区汝矣島洞
+82-2-3780-0632

漢江のパムソムは漢字語で栗と表記される島で島の形が栗を剥いた形をしているとしてつけられた名前です。また、駕山とも呼ばれ、汝矣島の別称である羅衣州と合わさり栗州とも呼ばれます。

* 生態系現況
鳥類(約41種) : 天然記念物であるオシドリ(ガンカモ科の水鳥)1種とパムソム繁殖鳥類であるカモ、オオヨシキリ(ウグイス科の鳥)、サギなどが生息しており、渡り鳥約5000羽がやって来る渡り鳥渡来地
魚類(約29種) : コイ、コウライニゴイ(コイ科の淡水魚)、シナケツギョ(スズキ科の淡水魚)など
植物(約189種) : 葦、ケマンソウ(ケシ科の多年草)など
昆虫(約15種) : モンシロチョウなど

* 面積:241,490㎡
* 標高 : 3.0~5.5m(洪水などで八堂ダムが放水した場合は浸水)

智異山国立公園(南原)(지리산국립공원(남원))

2024-04-08

チョンブク特別自治道ナムウォン市チュチョン面チョンリョンチロ255

智異山(チリサン)国立公園は、慶尚(キョンサン)道と全羅(チョンラ)道にまたがっている標高1,915メートルの、南韓で2番目に高い山です。 北韓の白頭山(ペクトゥサン)と並んで神聖な山と呼ばれています。ツキノワグマが生息していて、天王峰(チョヌァンボン)をはじめと数えきれないほど多くの峰がそびえ立っています。春にはツツジなどの多様な花が咲いて、夏には鬱蒼として森、秋には紅葉、冬には樹霜と雪景色が美しいです。

道東書院[ユネスコ世界遺産(文化遺産)](도동서원 [유네스코 세계문화유산])

2023-01-05

大邱広域市 達城郡 求智面 求智西路 726

大邱(テグ)広域市達城郡(タルソングン)求智面(クジミョン)道東里(トドンニ)にある道東書院(トドンソウォン)は、朝鮮五賢として文廟に従事した朝鮮時代初期の著名な儒学者・寒暄堂(ハンフォンダン)金宏弼(キム・クェンピル)を祀った書院です。
1586(宣祖元)年、地元の儒林(儒学者)らが風景の素晴らしい琵瑟山(ピスルサン)の東の麓に建立、創建当時は双渓書院(サンゲソウォン)と呼ばれ、それから5年が経った1573年(宣祖6)年には当時の朝鮮王朝第14代の王・宣祖(ソンジョ)から賜額もされるほどでしたが、壬辰倭乱(日本でいう「文禄・慶長の役」)により焼失してしまいました。
その後の1604(宣祖37)年、地元の儒林らが現在の位置に祠宇(祠堂)を重創し、甫老洞書院(ポロドンソウォン)と名付けました。
朝鮮時代の高名な儒学者・李滉(イ・ファン)は金宏弼を「東方道学之宗」とその功績を称え、1607(宣祖40)年には宣祖より「道東書院」と賜額され、村の名称もそれに伴い道東里と呼ばれるようになりました。
道東書院は朝鮮時代末期に行われた興宣大院君(フンソンテウォングン)による書院撤廃の際にも韓国全国にあった書院のうち、撤廃を免れた47の重要な書院の一つとして残り、人々や子孫らの手厚い保護を受け、現在に至っています。

楊花漢江公園(양화한강공원)

2023-07-11

ソウル特別市ヨンドゥンポ区ノドゥルロ221

「楊花漢江公園(ヤンファハンガンゴンウォン)」は汝矣島支流の河口から江西区加陽大橋までで漢江南端に位置します。水辺に広く造られた芝生から見える景色が自慢です。
汝矣島支流の河口から加陽大橋まで続くサイクリングロードがあり、仙遊橋の下には500メートルほどのススキ道がある他、毎年5月になると美しい赤いバラの花が咲くことでも有名です。

仙遊島(선유도)

2024-04-08

チョンブク特別自治道クンサン市オクト面ソニュナムギル34-22

仙遊島(ソニュド)はおよそ20の島々からなる古群山(コグンサン)列島の中央に位置しています。群山(クンサン)港から約50キロメートル離れたところにある離島で、西海(ソヘ)海域で人気の高い避暑地のひとつです。

2017年12月、新侍島(シンシド)から巫女島(ムニョド)、仙遊島、壮子島(チャンジャド)を結ぶ古群山連結道路(総延長8.77キロメートル)が全面開通し、船に乗り往来していた古群山列島の島々は車で20分ほどで行き来できるようになりました。この連絡橋の開通により夏休みシーズンには多くの観光客が訪れるようになりました。

仙遊島やその周辺の島々を旅する際に基点となるのが仙遊島の鎮里(チルリ)村です。「明沙十里」とも言われる仙遊島海水浴場に隣接しており、同じ全羅北道(チョルラプクド)にある馬耳山(マイサン)のようにそびえる岩山・望主峰(マンジュボン)が目の前に見えます。
学校、民泊、食堂、レンタル自転車店、商店、ノレバン(カラオケ)、キャンプ場などが軒を連ね、夏休みシーズンには村中がにぎやかになります。そんな喧騒から離れたいという方には自転車を借りて、物静かな雰囲気の漁港や村がある巫女島(ムニョド)や壮子島(チャンジャド)へ渡ってみたり、 望主峰の向こうの田越里(チョノォルリ)まで足を伸ばすのがおすすめです。田越里には広い葦原や、波に洗われた丸石が一面に広がる海岸があり、一見の価値があります。

仙遊島には仙遊八景があります。その中でも飛びぬけて美しい絶景である望主峰は仙遊島のシンボルです。頂上に登ると仙遊島周辺の島々や海原が目の前に広がり、整然と眼下に広がる明沙十里海水浴場や海原に雁が舞い降りたような形で現れる砂州・平沙落雁(ピョンサナガン)の全景もよく見えます。

群山 新興洞 日本式家屋(広津家屋)(군산 신흥동 일본식가옥(히로쓰 가옥) )

2024-04-08

チョンブク特別自治道クンサン市クヨン1ギル17

群山(クンサン)新興洞(シヌンドン)日本式家屋(広津家屋)は2005年に登録文化財に指定されました。広津家屋がある新興洞一帯は日帝強占期に群山市内の富裕層居住地域で反物屋を経営していた広津が建てた住宅で(旧)湖南製粉の李龍九社長名義で今日まで韓国製粉の所有になっています。映画『将軍の息子』、『風のファイター』など、数多くの韓国映画がこの住宅で撮影されました。木造2階建ての住宅で、柱と建物の概観、内部、日本庭園など建築当時の姿を維持しており、建築史跡として大きな意義を持っています。