2022-08-29
キョンサンブク道キョンジュ市キョ洞
「慶州奈勿王陵(キョンジュネムルワンヌン)」は慶州郷校の北側に位置する丘の上にある大型の丸い土墳です。墓の底面や周りに自然石の稜がありますが、これは武烈王陵の場合と同じでその中に別の護石が設置されていると推測されています。三国史記には奈勿王の葬地に関する記録はありませんが、三国遺事に瞻星台の南西にあると記録されており現在の位置と一致します。また初期の王陵としては比較的綺麗な形で現存しています。
保護区域1万2,818平方メートル、底径22メートル、高さ5.3メートル
2024-03-15
テグ広域市ナム区アプサンスンファンロ574-87
大邱(テグ)の前方にある山という意味の自然公園です。ロープウェイで頂上の展望台まで行くと市街地が一望できます。渓谷や湧水がいくつもあり、洛東江(ナクトンガン)勝戦記念館、忠魂塔、青少年修練院、弓道場、乗馬場、子供遊び場、図書館、博物館、植物園などがあります。
2024-09-20
慶尚北道 清道郡 雲門面 雲門寺キル264
雲門寺は慶尚北道清道郡にある寺院で、仏教曹渓宗第9校本社である桐華寺の末寺です。交通アクセスの関係から大邱と生活圏が密接しています。西暦560年(新羅真興王21年)に、とある神僧によって創建され境内には天然記念物である垂れ松と金堂前の石灯をはじめ国宝など7点を所蔵しています。太白山脈の最も南にある雲門山は東に加智山、南に載薬山、霊鷲山などと続いており、登山家の間では慶尚道のアルプスと呼ばれているところでもあります。
2023-01-04
世宗特別自治市 燕岐面 湖水公園キル155
世宗(セジョン)湖公園一帯は韓国最大規模の湖公園(約69万平方メートル)、140万平方メートル規模の中央公園、65万平方メートル規模の国立世宗樹木園が連接する約275万平方メートルの都心緑地空間(Sejong Central Park)で、さまざまな植物やテーマ型庭園などを観覧することできます。世宗中央公園と世宗市庁をつなぐ錦江歩行橋(2020年7月竣工)が建設中であり、都心で自然を感じ、体験するなど、心身を癒すことができる世宗市の代表的な観光地です。
2021-02-04
慶尚北道 星州郡 修倫面 伽倻山植物園キル49
「伽倻山(カヤサン)野生花植物園」は2006年6月16日開館した韓国初となる野花専門の植物園です。約400種の樹木と野花を植栽し、野花資源保全、自然学習、学術研究発展に貢献するための野花文化空間となっています。屋内展示館、屋外展示園、温室を備えおり、マツの木他92種の高木、チョウセンヤマツツジ他54種の低木、オキナグサ他257種の野花を保有しています。また、星州十二ヶ月間の風景、十二ヶ月植物物語などさまざまな見どころを設置し、多彩な情報と憩いの空間を提供しています。
2025-06-27
キョンサンナム道ナムへ郡サムドン面イェスルギル39
タレントのパク・ウォンスクさんをはじめとする園芸家たちが力を合わせ、夢みてきた美しい庭園とかわいらしい集落をつくったのが「園芸芸術村 HOUSE N GARDEN」です。誰もが夢みる家や庭園がここでみられるようにとの願いが込められています。数年の苦労の末、香り、ヤシの木、彫刻、盆栽、風車、スパなどをテーマにした個人庭園や蓮池、展望デッキ、八角閣、噴水、温室などがあります。その他、最新施設の映像室、展示室、体験室、カフェ、ゲストハウスがあります。
2020-08-11
江原道 襄陽郡 県北面 趙浚キル99
河趙台(ハジョデ)は東海岸に突き出た崖の上にある亭子(あずまや)で、奇岩絶壁と松林と海の調和が美しいところです。朝鮮時代に開国功臣(建国時に王を助け、功を立てた人)であった河崙(ハリュン)と趙浚(チョジュン)が訪れた場所で、2人の姓から河趙台といわれるようになったと伝えられています。
河趙台横の橋を歩いて行くと、白い河趙台無人灯台があります。ここは素晴らしい日の出が見られるスポットとして有名で、日が暮れるときに海を照らす灯台の光も美しいため、日の出と日没のころには多くの観光客が訪れます。
2021-08-18
慶尚北道 慶州市 拝洞73-1番地
三陵には新羅第8代阿達羅王、第53代新徳王、第54代景明王の墓があります。
阿達羅王の陵は、高さ5.4メートル、直径18メートル、周囲58メートルです。
新徳王の陵は、高さ5.8メートル、直径18メートル、周囲61メートルです。2回にわたって盗掘に遭い、1953年と1963年に内部調査が行われました。調査の結果、埋葬主体は石が積まれておいて横穴式石室であることが明らかにされました。
景明王の陵は、高さ16メートル、直径4.5メートル、周囲50メートルです。
2023-01-05
大邱広域市 達西区 頭流公園路 200
「83タワー(83TOWER)」は大邱を象徴するタワーで、大邱市内を一望できる展望台と通信の広報館、科学館、企画展示館があります。また展望台にあるレストランでは食事をしながら大邱全体を眺められるよう回転するような仕組になっています。スカイラウンジから眺める大邱の夜景は下から見る景色とは全く異なり、訪れた多くの人に感動を与えています。
2024-12-16
キョンサンナム道ナムヘ郡サンジュ面ポリアムロ665
小金剛(ソクムガン)、南海金剛(ナメクムガン)と呼ばれる三南(忠清道・全羅道・慶尚道)随一の名山・錦山(クムサン/標高704メートル)は、閑麗(ハルリョ)海上国立公園唯一の山岳公園です。山全体が奇岩怪石で覆われ、その風景は三十八景と称えられ絶景をなしています。
新羅時代の名僧・元暁(ウォニョ)大師はこの山に普光寺(ポグァンサ)を建立、その山を普光山と呼んでいました。朝鮮の開祖・太祖(テジョ)李成桂(イ・ソンゲ)は朝鮮王朝開国を前にこの場所で百日祈祷を行ったとされています。その後、朝鮮王朝が幕を開けるとこの山は永世不忘の霊山とされ、百日祈祷の際、李成桂が朝鮮王朝を打ち立てれば山全体を錦で覆うという約束を山の名前を変えることで実現、そして現在の錦山という名前に変わりました。
頂上には江原道の普門寺(ポムンサ)、洛山寺(ナクサンサ)紅蓮庵(ホンニョナム)とともに韓国の三大祈祷処のひとつである菩提庵(ポリアム=「提」は「ジェ」と読み、そのまま漢字読みすると「ポジェアム」となるものの、慣例として韓国の固有語で菩提にあたる「ポリ」という言葉を当てて読む)があります。
周囲が真っ赤に染まる夜明けの中、水平線から昇る錦山の日の出はその昔、三年間ここ菩提庵で徳を修めた者しか見ることができない光景とされ、その荘厳さは言葉に尽くしがたいほどの風景です。
出典:南海文化観光