2021-05-24
慶尚南道 蔚珍郡 竹辺面
竹辺港(チュンビョンハン)は慶尚南道(キョンサンナムド)蔚珍(ウルジン)の北端にある漁港です。高さ15.6メートルの蔚珍灯台のある場所として知られているおり、東海(トンへ)沿岸有数の漁業基地です。さまざま種類の魚を水揚げすることから、漁港周辺には水産加工場が建ち並んでいます。イカ、サバ、サンマ、ズワイガニなどが特に多く水揚げされます。また地域の特産物としてワカメが有名です。
竹辺港の近くには数多くの名所があります。徳川里(トクチョンリ)の砂浜から後亭里(フジョンリ)や竹辺灯台南側の鳳坪里(ポンピョンリ)、そして温洋里(オニャンリ)まで続く広々とした砂浜は全体を鳳坪海水浴場とも呼びますが、その全長は10キロメートルにも及びます。東海の青い海ときれいな砂は海水浴場として申し分のないものです。竹辺港のそばにはドライブに最適なところもあり、竹辺から温洋里に至る4.4キロメートルの間には鳳坪新羅碑や鳳坪休憩所などがあり、しばし車を停めて東海の海原を眺めるのもおすすめです。また、2004年にSBSで放映されたキム・ソグン、ソン・ユナ主演テレビドラマ『嵐の中へ』のロケ地として知られている竹辺港にはドラマ撮影当時のセットがそのまま残されており、見逃せない見どころとなっています。
2021-08-02
忠清北道 陰城郡 甘谷面 聖堂キル10
甘谷本堂は1896年に設立された100年以上の歴史がある場所です。初代イム・ガミルロ神父はパリ外邦伝教会の所属で1893年に敍品後、すぐに入国してその翌年である1894年に最初の本堂として神学堂があった由緒正しい驪州の教友村、プオンゴルに赴任されました。しかし本堂の司牧地が北側にあるということだけではなく、山地部落に続いており本堂を移転しようとしていたところ、司牧を訪問中、驪州を過ぎて長湖院に至った時に山のふもとに大宮殿のような家を見て、ここが本堂の司牧地として最も適していると直感しました。その後すぐにカミルロ神父は「聖母様、万が一、あの大宮殿のような家と山を私の所有にしてくださるのなら、私はあなたの卑賤の身となりましょう。そしてその従母が玫瑰聖母様となるでしょう」とお祈りをし、ブオンゴルに戻って玫瑰聖母様に願いました。当時、大宮殿のような家は明成皇后の又従兄弟である閔應植の家であり、1882年に壬午軍乱の時に明成皇后が非難した場所でもあります。1896年5月の聖母聖月に、すべての家の敷地と山を購入、玫瑰聖月である10月7日に本堂の設立に至りました。結局、ガミルロ神父が最初にお祈りをした通り、甘谷本堂を聖母に奉献し、ここが「甘谷玫瑰聖母巡礼地聖堂(カムゴクメグェスンレジソンダン)」となりました。
2024-03-15
ソウル特別市チョンノ区インサドンギル12
仁寺洞(インサドン)にあるDYNAMIC MAZE(ダイナミックメイズ)は、エキサイティングなプログラムが楽しめる屋内アミューズメント施設です。迷路の中の異次元空間を行き来しながら仲間が協力し合って障害物を乗り越え、瞬発力と集中力が必要なミッションを次々とクリアするゲームに挑みましょう。鏡の部屋を通過し、壁によじ登り、揺れる橋を渡るなど、様々な障害物を乗り越えて迷路を抜け出さなければなりません。
2017-04-26
慶尚北道 慶州市 瞻星路 147
新羅文化院では大陵苑と瞻星台の間の約992m²(300坪)の敷地に、慶州ならではの特性を生かした様々な文化体験ができる新羅文化体験場をつくりました。文化財の形のチョコレート作り、金冠作り、凧作り、国楽公演などの伝統体験が可能です。
2024-02-29
キョンギ道シフン市チョンワン洞オイド
+82-31-310-2332
烏耳島(オイド)は、始興市(シフンシ)西の海地域のことです。元々は島だったものが日帝強占期に干潟を塩田として利用したことで陸地とつながりました。昼には青い海と烏耳島を象徴する赤い灯台が絵に描いたように美しく、夕方には海が赤く染まることが見られます。また、西海(ソヘ)岸一帯で一番大きい規模の先史遺跡も残っています。また季節ごとに渡り鳥がやってきて、多様な生物が生息する広い干潟があります。
2022-09-08
カンウォン道コソン郡コジン邑ファジンポギル300-1
李起鵬(イ・ギボン)の別荘は、花津浦の城(金日成の別荘)と李承晩の別荘(高城)の間にある湖のほとりに建っています。1920年代に外国人宣教師により建築された建物で、解放後は北韓の共産党幹部のリゾートとして使用されました。休戦後は、李起鵬副大統領の妻・朴マリアが個人の別荘として使用していました。朴マリアは高城郡の大津に大津教会を建て、よくここを訪れていたといわれています。別荘には執務室や応接室などがあります。
2021-06-22
江原道 高城郡 県内面 李承晩別荘キル33
江原道(カンウォンド)高城郡(コソングン)花津浦(ファジンポ)には、3人の歴代政治家の別荘である金日成(キム・イルソン)別荘、李承晩(イ・スンマン)別荘(高城)、李起鵬(イ・ギブン)別荘が軒を連ねています。
「李承晩の別荘」は大韓民国初代大統領である李承晩が滞在した別荘で、1954年に建設され、大統領下野後の1961年には廃墟化し、その後1997年7月に韓国陸軍が再建築、現在の建物は1999年に展示館として復元した建物です。
別荘の外観は別荘としてはこぢんまりした素朴なつくりとなっています。内部は寝室や執務室として使われた部屋が2室と居間があり、遺族が寄贈した品々も展示され、李承晩大統領が泊まった当時の姿そのままを再現しています。家具や素朴な品々、生前の写真などからその当時の雰囲気を感じることができます。
別荘の中から外を眺めると、周囲の鬱蒼とした松林や花津浦の二つの湖が一望できるため、花津浦の3つある歴史的な別荘のうち景色が格別との評を受けています。静かに外の風景を楽しみ憩いのひとときを過ごせる穏やかで静かな別荘です。
2021-05-11
江原道 高城郡 巨津邑 花津浦キル 280
金日成の別荘として知られている「花津浦(ファジンポ)の城」は、1948年から1950年まで金日成と共産党の幹部がリゾートとして使用した建物です。花津浦の城の上がり口の階段には、1948年に当時6歳だった金正日がここで撮った写真や、金正日の家族が使用した応接セットなどの各種の遺品の模型が展示されています。花津浦の城の内部には、北韓関連の資料を始め、昔の別荘の写真、金日成の家族が使用していた応接セットなどの各種の遺品の模型が展示されています。
2024-01-23
ウルサン広域市ナム区チャンセンポゴレロ271-1
その昔、長生浦(チャンセンポ)で捕鯨を行なっていた漁村の風景を再現した長生浦クジラ文化村は、2015年にオープンしました。長生浦クジラ文化村はクジラ広場、長生浦イェッマウル(昔の村)、先史時代クジラマダン(広場)、クジラ彫刻庭園、水生植物園などさまざまなテーマやストーリーを盛り込んだ公園となっています。
長生浦クジラ文化村の主な施設
・長生浦イェッマウル:捕鯨が盛んだった1960~70年代の長生浦の様子を再現したスペースで、昔懐かしい雰囲気が感じられる思い出の空間であると同時に教育の場でもあります。
・クジラ彫刻公園:実物大の鯨を彫刻で再現しさまざまなクジラを体験し学習できる他にはない体験スペース
・クジラ物語の道/クジラ出会いの道:クジラにまつわる共感・共存などさまざまなテーマからなるストーリーテリングフォトゾーン
・先史時代クジラマダン:盤亀台(パングデ)岩刻画や捕鯨壁画など先史時代の鯨の歴史文化を体験できる野外学習スペース
2022-09-20
チョンラナム道ワンド郡ノファ邑ノファロ813
蘆花島(ノファド)は莞島(ワンド)から14.5キロメートル離れた場所に位置し、甫吉島(ポギルド)、所安島(ソアンド)などとともに所安群島を形成する島です。莞島で生産されるアワビの8割が蘆花島で収獲され、また日に二度、海割れ現象が起こる老鹿島(ノロクド)神秘の海の道、小さな憩いの場・松林休憩所など自然そのままの趣を生かした観光スポットも点在しています。蘆花島アワビ体験村ではアワビを自ら獲る体験や試食などもでき、観光スポット巡りとともに楽しめる体験プログラムも実施されています。
※面積25.01平方キロメートル、人口5,730人(2001年)