2025-01-08
チュンチョンナム道コンジュ市チェミン1ギル18
公州第一教会は、1903年米国監理教の宣教師ウィリアム・B・マックギルが設立した教会で、建物は1931年に韓国における初期の教会様式を踏襲し建てられています。
韓国戦争(1950~1953年・休戦)時、建物の相当部分が壊れてしまいましたが、新築せず修復を行うことで再び教会として利用、建設当時の姿をいまに伝えています。
特に改築当時の鐘塔の一部のタイル処理、増築時に取りつけた画家・李南圭(イ・ナムギュ)氏のステンドグラス作品、ローマ時代の地下の墓所・カタコンベを彷彿とさせる半地下の個人祈祷室などは建築学的に大変価値があり、2011年に登録文化財に指定されたほどです。
公州第一教会は忠清(チュンチョン)地域の宣教拠点となり、日帝強占期下の朝鮮で独立運動を支援した場所でもあり、韓国のジャンヌダルクとして有名な柳寛順(ユ・グァンスン)烈士や、独立運動家として活動し1945年の解放後、韓国で政治家として活躍した趙炳玉(チョ・ビョンオク)博士もこの教会に通っていました。
このほか公州第一教会は教会本来としての役割のみならず、学校・病院・幼稚園なども併設し、近代化の先駆的役割を果たしました。
2024-12-27
チュンチョンナム道コンジュ市ソンダンギル6
公州(コンジュ)地域初のカトリック教会で、1897年に中世ヨーロッパのゴシック様式で建てられました。本堂の平面は十字型、外観は赤レンガで仕上げられています。中央玄関の最上部には高い鐘楼があり、出入り口と窓の上部には尖ったアーチの装飾が施されています。内部の質素な装飾と窓のステンドグラスには上品な雰囲気が漂っています。
2020-08-14
京畿道 水原市 八達区 正祖路 910
京畿道(キョンギド)水原市(スウォンシ)八達区(パルダルグ)梅香洞(メヒャンドン)にある蒼龍門(チャンニョンムン)のそばに建つ東北空心墩(トンブクコンシムドン)は、非常時に備え城郭周囲の敵の動きを監視するため造られた望楼で、水原華城の城郭で最初に登場した楼閣です。
1796(正祖20)年、高さ5.42m、周囲38mの規模で完成した東北空心墩でしたが、韓国戦争(1950~1953年・休戦)中に完全に破壊され、1975年になりようやく復元されました。
水原華城には東北空心墩以外にも西北空心墩、南空心墩という楼閣もあります。東北空心墩は軍事的な要衝地であるばかりでなく、水原華城にある建築物のうち、唯一円形をしており、希少価値が高いものとなっています。
巨大な丸い円の形で、内部には韓国語でソラ、日本語で言えばサザエの殻のような形となった螺旋状の煉瓦造りの階段があり最上部まで上がることができます。その形から別名・ソラ閣とも言われています。
最上階まで上がると水原華城全体が大変よく眺められます。
2024-02-29
クァンジュ広域市ソ区ネバンロ152
1980年5月18日に光州(クァンジュ)で起きた民主化運動を記念するために造成された公園です。5・18記念文化センター、大同(テドン)広場、光州学生運動記念塔、追悼空間、五月台(楼閣)などの施設が設けられています。韓国民主主義の歴史を振り返り、民主化運動の展開過程で命を落とした烈士たちの犠牲精神を追悼する意義深い空間です。
2024-10-28
キョンギ道カピョン郡ソラク面タラクジェロ226-57
エーデルワイス・スイステーマパークは、スイスの小さな村の祭りをテーマにして作られたテーマパークです。スイスで見て感じた美しい森や村、あたたかく親切な人々の微笑みを京畿道(キョンギド)加平(カピョン)の自然環境にスイス風の建物とさまざまなテーマで再現しています。季節ごとに違う姿を見せる魅力的な自然環境、スイスの伝統料理や伝統音楽公演、多様な博物館など、 スイス文化を体験できる空間を提供しています。また、山頂で楽しむアクティビティは無料で利用可能です。
2024-02-16
インチョン広域市オンジン郡ペンニョン面ヨンファ里サン255-1
甕津(オンジン)白翎島(ペンニョンド)頭武津(トゥムジン)は、白翎島の北西にある 入り江で、白翎島で最も美しい海岸の景観を誇ります。長い年月をかけて波によって削られた、絵画のように美しい海岸の崖と色とりどりの奇岩怪石がそびえ立ち「海の上の金剛山」と呼ばれるようになりました。頭武津は遊覧船に乗って海から眺めるか、陸路で頭武津入り江道で回ることができます。
2022-12-26
キョンサンナム道キムヘ市センリム面マサ路473ボンギル41
金海(キムヘ)洛東江(ナクトンガン)レールパークは洛東江横断鉄橋の上を走るレールバイク、金海市の特産物であるクマイチゴワインを展示・販売するワイン洞窟、セマウル号列車を活用した列車カフェ、鉄橋を活用した鉄橋展望台などが設けられており、家族連れでさまざまな体験を楽しむことができます。
2025-04-29
キョンサンブク道キョンジュ市ポソクロ1080
ファンニダンギル(皇理団ギル)は、ファンナム(皇南)洞ポソクロ一帯の「皇南大通り」と呼ばれていた路地のことです。皇南洞とソウル梨泰院のキョンニダンギルを組み合わせた造語で、「皇南洞のキョンニダンギル」という意味で名づけられました。伝統韓屋を改装したレストランやカフェ、写真館、ショップなどが集まっているため、MZ世代(ミレニアム世代+Z世代の造語)の若者たちに広く支持されています。MZ世代の好むニュートロ(ニュー+レトロの造語)感が通りや建物のあちこちに漂っています。ファンニダンギルは、1960~70年代に建てられた老朽化した古い建物が保存され、当時ならではの風情がそのまま感じられるスポットです。近くの瞻星台、大陵苑など慶州を代表する観光スポットとあわせてめぐることができ、移動もしやすいのもポイントです。そのため、慶州旅行の定番コースとなり、新しい観光スポットとして注目されています。
2020-08-15
江原道 原州市 文幕邑 桐華コルキル 170
桐華村(トンファマウル)樹木園は、地方樹木園造成事業として山林庁公募事業に選ばれ、国費30億ウォンを含む総工費65億ウォンを投入し造成された樹木園です。第一次事業は2011年から2015年まで行われ、2016年12月原州市(ウォンジュシ)初の公立樹木園として誕生、2017年から現在に至るまで樹木園補完事業を推進しておりテスト運営中です。
樹木園の敷地は江原道(カンウォンド)原州市文幕邑(ムンマクウプ)桐華里(トンファリ)山154-1番地の原州市所有の林野にあり、総面積は147ヘクタールに及びます。
その林野のうち開発可能エリアの24ヘクタールを重点施設地区と定め、樹木園を造成しました。
樹木園の主な施設には、訪問者センター、案内所及び展示温室並びに増殖温室、生態観察路、芝生広場などがあり、以上の施設を第1次事業で完成しました。2016年からはヤマナシやモクセイ科の植物・ハシドイなどさまざまな樹種の樹木を植樹、また生態池を設けるなど施設も充実しました。
桐華村樹木園にはすべてで三つの循環型トゥルレキル(ハイキングコース)があります。
第1コースは樹木園の高台に位置する鳴鳳山(ミョンボンサン)の頂や尾根に沿ってぐるっと一周するおよそ8キロメートルのコースで4時間ほどかかります。
第2コースは山の中腹につくられたトゥルレキルで、ちょっとした運動としてハイキングするのにおすすめのコースで、全長およそ6キロメートル、2時間ほどかかります。春にはチンダルレ(カラムラサキツツジ)が咲き乱れることからチンダルレの道とも言われています。
第3コースはこれまであった林道を活用したトゥルレキルで、全長およそ3.2キロメートル、1時間ほどのコースになります。三つのコースの中で一番歩きやすいコースで、白樺の木が多く植えられていることから、白樺の道と言われています。
2020-08-15
仁川広域市 甕津郡 白翎面
西海(ソヘ)最北端の島・白翎島(ペンニョンド)の龍機院山(ヨンギウォンサン)にある国土クッソム(最果ての島)展望台。この展望台からは双眼鏡で北韓の島々や陸地を眺めることができます。また山の頂にあることから、左手には新港や沙串(サゴッツ)海岸、右手にはハニ海岸など白翎島の隅々までよく見えます。