11.3Km 2024-09-23
ソウル特別市 鐘路区 付岩洞115
「白沙室(ペクサシル)渓谷」はソウルでは珍しい、文化史跡(白石洞天(ペクソクドンチョン)史跡)と自然景観がマッチした素晴らしい自然生態地域で、サンショウウオ、カエル、タカハヤなどさまざまな生物が生息しています。特に最も綺麗な水質の1級水指標種であるサンショウウオはソウル特別市自然環境保全条例により定められたソウル市保護野生動物で、白沙室渓谷に群生しており、その保護価値が大変高い地域です。そのため知る人ぞ知るソウルの美しい渓谷として、サンショウウオが生息していると話題になりました。
白沙・李恒福(イ・ハンボク)の別荘があったことから白沙室渓谷という名が付いたと伝えられている白沙室渓谷。深い森に沿って続く小径や行く手を阻む大小さまざまな渓谷を見るにつけて、ここがソウルであることを忘れてしまうほどです。タカハヤ、サンショウウオなど希少生物の生息地なので、渓谷の水面に足を浸けることなくただ風景を眺めて楽しむだけにとどめておくほうがよさそうです。
カフェ「サンモトンイ」や軍部隊の駐屯地を過ぎるとすぐに渓谷が見えてきます。
11.3Km 2025-05-16
ソウル特別市チョンノ区ピョンチャンムンファロ70
DOAM(トアム)はクラシックをベースにした音楽・美術・舞踊公演のための空間です。芸術家にとっては自由に実験し、独創的な作品を披露できる創作の場であり、観客は独特で多彩な芸術作品を鑑賞し、芸術家とのコミュニケーションを通じて芸術の魅力と価値をより深く体験できるスポットです。約1,080席のDOAMホールと約170坪の空間を持つDOAMギャラリーで構成されており、カフェやアートセンターを象徴するグッズを扱うアートショップなどがあります。DOAMホールはクラシック、ミュージカル、舞踊、演劇、独奏会など多彩なジャンルの公演が可能な多目的ホールです。DOAMギャラリーは大型展示空間と高い階高を備えたギャラリーで、企画展、招待展、貸館など美術文化の力量が集結するプラットフォームの役割を担っています。
11.3Km 2023-07-11
ソウル特別市ヨンサン区ハンガンデロ100
白磁をモチーフにし、龍山(ヨンサン)を代表する建築物となったアモーレパシフィック本社の新社屋1階に美術館があります。ソウル特別市ヨンサン区に位置するアモーレパシフィック美術館は、アモーレパシフィックの創業者、故・徐成煥(ソ・ソンファン)会長のコレクションを展示していた博物館を、2009年にアモーレパシフィック美術館(APMA、Amore Pacific Museum of Art)に改称したものです。「日常の中の美しさを発見する開かれた空間」を目指し、人々と触れ合う場所を目指して設立されました。このような目的に沿って、韓国の古美術と国内外のモダンアートを収集・研究・展示しており、関連研究者や学会、若手アーティストを支援しています。地下1階の展示室では、古美術とモダンアート、韓国美術を網羅する多彩な企画展が開かれています。地上1から3階まで続く「アトリウム」の1階には、美術館のロビー、ミュージアムショップ、展示スペースの「APMAキャビネット」、世界の展覧会の図録を集めたライブラリー(apLAP)があります。
11.3Km 2022-11-10
ソウル特別市カンブッ区4.19ロ8ギル17
三角山(北漢山)の麓にある国立4.19墓地は李承晩政権打倒を叫び1960年4月19日に起きた4.19革命(民主化運動)の際、犠牲となった224人の合同墳墓です。犠牲となった人々をたたえる記念塔が建てられ、記念塔の中央には志半ばで犠牲となった人々をたたえる碑文がきざまれています。
135,901平方メートルの墓地敷地内は松やイブキ、イチイやカエデなど緑豊かで、記念館や犠牲者の遺影を祀る遺影奉安所などがあります。その他、象徴門、民主の根、正義の火花なのど彫刻作品や蓮池があり、歩道ブロックをきれいに敷詰めた散策路や野外ベンチなどもあります。桜が咲く春、公園から臨む三角山はあたたかさと華やかさを同時に感じることができ、夕陽が沈む光景も素晴らしい場所です。
11.3Km 2021-09-13
ソウル特別市 瑞草区 献仁陵キル36-10
朝鮮第3代太宗とその妃・元敬王后の墓が並んで祀られている献陵(ホンヌン)、朝鮮第23代純祖とその妃・純元王后が合葬されている仁陵(インヌン)をあわせて献仁陵(ホニンルン)と呼んでいます。
太宗は1367年に太祖の五番目の息子として誕生、在位期間は1400年~1418年で1422年に崩御しました。元敬王后閔氏は1365年に誕生し、1382年に李芳遠(太宗)に嫁ぎ、1400年王妃となり1420年に崩御しました。純祖は1790に誕生し、在位期間は1800~1834年、1834年に崩御しました。純元王后は1789年に誕生し、1802年に王妃に冊封、1857年に崩御しました。
献陵と仁陵の前にはそれぞれ丁字閣と碑閣があります。仁陵はもともと坡州の長陵近くにありましたが、1856年に現在の場所に移されました。
11.3Km 2021-03-26
ソウル特別市 鐘路区 統一路18カキル16-1
+82-2-737-4434
「仁王寺(イナンサ/インワンサ)」はソウル特別市鐘路区毋岳(ムアク)洞の仁王山山麓に位置する昔ながらのお寺です。
城郭に沿って続く道を歩くと松林の合間合間からソウルのビル群が姿を見せ、そして舗装された道路に出ると、そこからは人々が暮らす俗世へと繋がっているかのようです。
城郭にもたれ眺める仁王寺の姿は朝鮮時代の画家・鄭歚(チョン・ソン)が描いた水墨画「仁王霽色図」のようで、どことなく懐かしさを感じさせます。
ソウルの中心部に最も近い位置にあり気軽に登れる山、その中腹に子孫の誕生を願う祈子信仰や土俗信仰の象徴となったソンパウィ(立岩)、そして国家守護のために建立された仁王寺があります。
風水地理で気の流れるルートが、離れたところに位置する山・祖山から手前にある山・主山に流れるという考え方がありますが、ここソウルでは昔から北西部に位置する北漢山が祖山、そして現在の大統領府青瓦台の背後・都の背後にある北岳山が主山となり、この二つの山を繋げ、気が流れていると考えられてきました。 そしてこの主山の東側にある洛山が左青龍、西側にある仁王山が右白虎となり、ソウルの風水の形を形成しています。東側の山麓は閑静で風景が素晴らしく都で一番の名勝地となり、また北側は武渓洞と呼ばれ中国の武陵桃源に次ぐほどに美しい景色を誇ったところです。
仁王山ホランイ(虎)といえばソウルに住んでいる人なら誰でも知っているほど有名で、ソウルを一望できるところといえば知らない人はいないほど有名な山がここ仁王山です。
朝鮮初期の朝鮮の王・太祖が景福宮を守護する目的で建立した仁王寺は、多くの人々が訪れるソウル四大門の内側に位置する寺院でした。
仁王寺に上りソンパウィから眺めるソウルの景色は数多くのブロックを積み上げたようなビルが軒を連ねていますが、遠く聳える北漢山の普賢峰を中心に西側に続く碑峰(ピボン)稜線の風景は、まさに遠い昔の朝鮮と現在のソウルがクロスオーバーしたタイムマシーンに乗ったような気分になります。
誰でもすぐに登ることができ都心から簡単に訪れることができるソウルの名山の山中にある仁王寺は、ソンパウィ・国師堂と呼ばれる山岳信仰と仏教が結びついた信仰地であるのと同時に特徴的な伽藍(寺院の建物)から構成されていることでも有名です。
また5つの宗派の11の庵子(寺院の小さな建物)が仁王寺というひとつのお寺に共存していることも特筆すべき点です。初めて寺を訪れる人はどの寺で感じることがない不思議な空間に戸惑うこともありますが、ソンパウィへ上る途中でさまざまな建物の独特な様式や仏様を拝むことができる素晴らしさがあるところでもあります。
ちょっとした迷いごとや古の人々の国を守る心意気を感じてみたい、そんなときいつでも気軽に登ることができる、それが仁王寺です。 仁王山に遠いその昔突き出すように現れた霊験あらたかなソンパウィ、そして漢陽(ソウルの昔の名称)を守るべく建立された仁王寺。これまでの500年間、そして現在でも景福宮を守護すべく昔ながらの場所に建ち続けています。
11.4Km 2020-09-18
京畿道 河南市 渼沙大路505 渼沙里競艇公園
+82-31-790-8114
「渼沙里(ミサリ)競艇公園」は、1986年のアジア競技大会および1988年のソウルオリンピックにおいてボート競技やカヌー競技を行う場として造られた公園で、漕艇場(湖)を中心にサッカー場、足球場といった運動施設に加え、東屋、売店、レンタサイクル施設などを備え、市民から愛されるレジャー施設となっています。
11.4Km 2022-12-26
ソウル特別市ソチョ区メホンロ99
1986年アジア競技大会と1988年のソウルオリンピックのためにソウル市の関門である良才トールゲート(料金所)周辺につくられた公園で、さまざまな種類の森があり(松、ケヤキ、カエデ、栃の木など43種94,800株)、自然好きなカップルのデートコースとしても利用されています。
現在都心ではめったに見られない鬱蒼とした樹林帯が形成され、特に秋には柿、花梨などの果物がなり、豊かな自然を満喫できます。また野外結婚式場やバスケコート、バレーボールコート、テニスコートなどのスポーツ施設、尹奉吉義士像、尹奉吉義士崇慕碑、大韓航空慰霊塔、三豊惨事慰霊塔、遊撃白馬部隊忠魂塔もあります。