2023-12-21
キョンギ道クァチョン市クァンミョンロ313
果川に位置する「国立現代美術館」では、韓国の現代美術作品と世界の現代美術の流れを見ることが出来ます。こちらには、有名な作家の作品が展示されている他、3~4ヶ月間隔で国内外の様々な現代美術作品の企画展が開催されます。殆どの展示会は、無料で観覧することが出来ますが、規模が大きい特別な展示会は、有料となっています。3階建ての美術館内には、6つの展示室と子供の美術館が備わっています。ソウル大公園とソウルランドなどが近くに位置しており、美術館観覧と娯楽、余暇を一度に楽しむことが出来ます。
2024-04-07
チョンブク特別自治道 南原市 楊林キル 54
韓国の名山・智異山(チリサン)がそびえるパンソリの故郷・南原にある国立民俗国楽院は、伝統音楽文化を直に感じ、新しい音楽文化を創造するため設けられた文化スペースです。
1992年3月開院して以来、さまざまな公演、青少年及び一般向けの国楽文化学校、教員国楽研修、そして民俗楽資料発掘及び学術研究活動などを実施、伝統音楽文化の保存・伝承・発展のために中心的な役割を果たしている機関です。
2023-12-26
チュンチョンナム道プヨ郡プヨ邑クムソンロ5
扶余(プヨ)市内の南東錦城山の麓にある「国立扶余博物館」は1929年財団法人「扶余古跡保存会」が発足し、百済の文化財や遺物を集めて扶蘇山の南に位置した朝鮮時代の官衙客舎に展示するようになったものが、そのはじまりです。1939年からは「朝鮮総督府博物館扶余分館」、その後「扶余博物館」と名称が変わり、1970年には扶蘇山南側の麓に新しい博物館を建て、扶余を含めた百済圏に散らばった百済文化遺物を中心に展示しました。1993年8月6日に現在の場所に移転・オープンし、面積61,429平方メートル、4つの展示室と野外遺物展示場に約1,000点の遺物を展示しています。
韓国の伝統様式を導入した八角形の建物の中庭を中心にし、常設展示室である先史室、歴史室、仏教美術室と野外展示室を配置しました。先史室には扶余地域を中心に忠清南道地域で出土した青銅器時代と鉄器時代の遺物、歴史室には泗沘時代の百済の遺物と三国時代の遺物、仏教美術室には泗沘時代の百済の仏教美術品、野外展示室には仏像や石塔などの彫刻作品が展示されています。
2023-02-21
カンウォン道カンヌン市ユルゴクロ3139ボンギル24
「烏竹軒/市立博物館」には烏竹軒と江陵市立博物館があります。烏竹軒は朝鮮初期の建築物で、建築史において重要性が認められ、宝物に指定されています。烏竹軒の夢龍室という部屋で韓国の偉人である栗谷・李珥が生まれました。敷地内には烏竹軒を始め、文成祠、サランチェ、御製閣、栗谷記念館などがあります。江陵市立博物館は、嶺東地方の民俗資料や郷土遺物を収集・保管・研究・展示しており、伝統文化を継承発展させ、社会教育および市民の情緒形成に寄与する目的で設立されました。展示館は、嶺東地方で使用されていた生活道具や衣食住に関する物が展示されている「郷土民俗館」、江陵地域で出土した先史遺物や仏教遺物、陶磁器、書物、書画などが展示されている「歴史文化館」、そして石造物や嶺東地方の墓祭が復元された「野外展示場」で構成されています。
2024-01-02
クァンジュ広域市プク区ハソロ110
国立光州(クァンジュ)博物館は1976年に水中文化財の発掘が始まった新安(シンアン)海底文化財をはじめ、湖南(ホナム)地域(全羅道チョンラド)の文化遺産を収集・保管し、地域の歴史や文化を紹介する目的で1978年12月6日に開館しました。国宝・宝物などの指定文化財を含め約160,000点の遺物を所蔵しており、展示だけでなくさまざまな教育・体験プログラムや文化イベントを年中運営しています。
2023-01-05
テグ広域市スソン区チョンホロ321
国立大邱(テグ)博物館は大邱・慶北地域の特色ある文化遺産を保存・研究・展示する一方、各種社会教育プログラムの運営などを通じて地域住民の文化享受権を拡大しようと1994年12月7日に開館しました。地上2階、地下1階のレンガ造りで、敷地101,904平方メートル、建物の延べ面積15,027.64平方メートルとなっています。
国立大邱博物館は大邱、慶北地域の出土遺物を集成・展示することで嶺南地方のソンビ(儒生)、民俗文化の再現および宣揚の一助となり、博物館の社会教育機能を強化することを目的としています。
考古展示室、美術展示室、民俗展示室など常に開かれている3つの展示室と1つの企画展示室、遺物を保管する2つの収蔵庫と各種文化講座および文化芸術公演イベントが行なわれる講堂(360席)があります。 また、土器づくり、拓本づくりなど、昔の人々の暮らしぶりを体験できる体験学習室、考古学、美術史学、歴史一般、児童図書、博物館関連図書類など、歴史・文化芸術に関する資料を備えた図書室(文化サランバン、約6000冊)などを備えています。
2024-06-19
ソウル特別市チュン区チョンドンギル43
徳寿宮(トクスグン)のこぢんまりとした佇まいの石塀の小道に沿って歩いていくと見えてくるのが「貞洞(チョンドン)劇場」です。貞洞劇場は1908年に新劇とパンソリの専門劇場としてスタートした最初の近代的な劇場・円覚社(ウォンガクサ)を復活させるというコンセプトから始まった由緒正しい劇場で、2015年にはソウル未来遺産に指定されました。
1995年の開館以来、常設公演「伝統芸術舞台」をはじめ、「名人展」「アートフロンティア」といった芸術性の高い企画公演や「正午の芸術舞台」など一般市民のためのプログラムも人気を博しています。2010年には伝統ミュージカル「春香恋歌」を創作・初演、また常設公演ブランド「MISO」を立ち上げ、韓国を訪れる外国人観光客をはじめ、世界各地の舞台に韓国の文化的価値や美しさを、公演を通じて伝えています。なかでも伝統文化芸術の本質的価値を現代的に再解釈し、国内外の人々がだれでも楽しめる品格ある公演「MISO」の2つ目の作品「裵裨将伝」は好評を博しました。
2024-02-29
チュンチョンブク道チョンジュ市サンダン区ミョンアムロ143
国立清州(チョンジュ)博物館は忠清北道(チュンチョンプクド)地域の文化遺産を調査・研究・展示を行っている博物館です。様々な教育プログラムを通じ、清州エリアの文化特色にスポットを当てることを目的に、1987年10月30日にオープンしました。国立清州博物館の建物は韓国を代表する建築家・金寿根(キム・スグン)先生が設計した韓国現代建築の記念碑的作品で、牛岩山(ウアムサン)東山麓の素晴らしい風景に囲まれた場所にあります。