2020-07-23
全羅南道 珍島郡 臨淮面 珍島大路3818
全羅南道珍島郡女貴山の美しい山並を背にし、海をのぞむ自然に恵まれた地に設けられた「国立南道国楽院(クンニプナムドグガクウォン)」は、国楽専門研修や公演を通じて健康な余暇文化の形成、国民情緒の涵養、文化に触れる機会の少ない地域の人々に国楽文化を体系的に普及することなどで伝統文化と国楽の活性化を図り、地域文化芸術の観光資源化の土台をつくることを目標としています。
2022-08-26
チョンラナム道チンド郡イムフェ面ハミギル39
「長田(チャンジョン)美術館」には書道家の長田ハ・ナムホ氏が収集してきた作品が展示されており、国宝級の美術品をテーマ別に観覧することができます。
2024-02-02
チョンラナム道ヨンアム郡クンソ面ソホジョンギル5
全羅南道霊岩の「湖南の小金剛」と呼ばれる月出山の麓にある鳩林村(クリムマウル)は、百済の王仁博士と道銑国師の誕生伝説の舞台であり、韓国陶器文化の中心地です。長い歴史と伝統が息づく鳩林村の入口にある「霊岩(ヨンアム)陶器博物館」は、陶器文化センターの建物をリモデリングして2008年4月に再オープンしました。博物館の常設展示場には、この地域で発掘された土器と陶棺、統一新羅時代の鳩林陶器、朝鮮時代の窯の焼き跡などから発掘された陶器が時代別に展示されており、霊岩の陶器の歴史を一目で見ることができます。また、陶器作りを体験できる工房と霊岩黄土でできた陶器、茶器などの陶器を購入することができる陶器ショップもあります。博物館の入口に展示された梨花女子大学博物館の二度にわたる発掘調査によって学界で有名になった韓国初の施釉陶器の窯の焼き跡(施釉陶器、史跡)が目を引き、また、陶器体験工房を含め陶器で作られた椅子やテーブル、かめなどが庭に飾られています。
2022-11-02
ソウル特別市カンブッ区ウォルゲロ173
「サンサントクトク美術館」は、ソウル江北区樊洞にある「北ソウル夢の森」内にある美術館を改築しオープンした子ども専用美術館です。
美術館は森の中に建てられているため、子どもたちが美術とともに自然を体験し想像力と創造力を育むことができるようになっています。美術館は地上2階建てとなっており、動物や植物キャラクター、森をイメージした階段、パイプを利用して作られた手すりなど、子どもが興味を持ちそうな内装になっています。
美術館の2階にあるテラスに雨を降らせ、雨具を使ったり、雨に降られたり、目で見るだけではなく、直接体験し感じることができるように展示されています。
また、家族連れ観覧者のために休憩室や授乳室を設置しており、子どもが安全に遊ぶことができる空間は、全てエコ素材を使用しています。
子ども向けの美術品、体験教育などをはじめ「夢の森アートセンター」と連携し音楽、演劇など様々な文化芸術と関連する新しい見どころを提供しています。
2021-04-07
ソウル特別市 鐘路区 敦化門路88-1
「昌徳宮(チャンドックン)小劇場」は、韓国音楽の活性化のために指定された文化特区である国楽路の昌徳宮のすぐ前にあります。
舞台と観客席が連結して広い板の間のフロアとして製作され、落ちついた雰囲気をかもし出す、サランバンのような典型的な韓国タイプの劇場で、マダン劇、サムルノリ、唱劇 など国楽と関連した多彩な公演が行われます。
外国人観光客にとっては、韓国の独創的で美しい文化をより身近に感じられるだけでなく一風変わった芸術を経験できる場所です。また、小劇場の周りには、昌徳宮、雲峴宮、宗廟公園、仁寺洞などが隣接しています。
2022-06-21
京畿道 抱川市 永北面 山井湖水路322番キル 26-9
+82-31-533-8121
京畿道抱川にある韓佳園は韓菓文化博物館と韓菓文化教育館からなり、博物館見学に加えて韓菓作りを体験することができます。
韓菓文化博物館は韓国で初めて韓菓(韓国伝統菓子)をテーマに作られた博物館です。1階の展示室では韓菓の歴史と由来、韓菓の作り方、道具、韓菓の種類など韓菓の基本について学ぶことができ、2階では季節ごとの韓菓、伝統茶と楽しむ韓菓、韓菓と世界のお菓子、抱川韓菓、韓菓の名人、抱川の観光地などが紹介されています。また、韓菓文化教育館では韓菓文化博物館での展示内容と連携した、韓菓にまつわるプログラムを行っていて油菓(ユグァ)、薬菓(ヤックァ)などの伝統韓菓の手作り体験、茶道及び伝統工芸体験を通して韓国の伝統作法と文化に親しむことができます。
2022-07-11
キョンサンブク道チョンソン郡チョンソン邑チュワンサンロ222
慶尚北道青松郡周王山国立公園入口に位置する「青松(チョンソン)民俗博物館」は、1999年に青松地域の文化や歴史、伝統を広く知らせる目的でオープンしました。博物館は地下1階、地上2階建て規模で、内部展示室と野外展示室、資料室、収蔵庫などから成っています。内部展示室では、様々な農家に関する民俗資料や、青松の歳時風俗の様子を見ることができます。また、青松白磁をはじめとする青松の庶民たちの日用品なども展示されており、青松の祖先たちの暮らしぶりをうかがい知ることができます。
野外展示室には、酒幕や水車、畑の番小屋、造山(災いや争いを避け、福が出て行くのを防ぐ山)、立石(石を積み上げる信仰のひとつ)など伝統的な村の姿が再現されており、昔の農業生活も体験することができます。博物館の周辺には、達基瀑布や清雲河川、松生里学生キャンプ場などがあります。
2021-02-26
忠清南道 扶余郡 窺岩面 百済門路455
+82-41-408-7290
百済歴史再現団地内に建てられた「百済歴史文化館」は、出土遺物の展示ではなく百済時代の重要な遺跡や歴史的事実を縮小模型やグラフィック展示、映像などによってより分かりやすく説明しています。例えば、聖王の泗沘遷都行列、泗沘都城、弥勒寺、艇止山の祭祀遺跡などは縮小模型で、金銅大航路、日本のなかの百済遺物、恩山別神祭、無量王陵などは映像とともに説明がされています。
2019-03-19
忠清南道 舒川郡 韓山面 忠節路1089
韓山カラムシ館はカラムシの伝統とその製織技術を広く知ってもらい、伝承保存しようという目的で1993年8月にオープンしました。8万5千平方メートル規模の敷地内には伝統工房、教育館、韓山素穀酒製造場、土俗館などの施設があります。
教育館内の全施設にはカラムシの歴史を伝える考証書籍とはた織り機、カラムシ製品などが展示されています。伝統工房ではカラムシ草の栽培からカラムシの裂き方、編み方、結び方などの工程を再演します。また、250点余りの郷土文化資料が展示されており昔の人々の生活を見ることができます。展示室では韓山カラムシを素材にしたファッションデザインを通して現代人の好みに合わせた服を毎年制作・公開しており、さまざまなカラムシ製品の販売も行っています。韓山カラムシは夏用の高級生地として清楚さが自慢の品位ある天然生地です。
2022-09-15
ソウル特別市ウンピョン区チングァン1ロ93
1996年3月にオープンした「サビナ美術館」は、韓国現代美術を多様で深みのある視覚で切り込んだ、躍動的な空間です。
展示と教育、出版、所蔵品収集活動を活発に行っており、観覧客と共に生きた空間として成長しています。また、絵画、彫刻、写真、メディアアートを包括する作家を育成するとともに、新しい芸術の流れを提示しています。