2021-05-27
全羅南道 麗水市 突山邑 突山路2876
1998年5月にオープンした「全羅南道水産総合館」は、壬辰倭乱(文禄・慶長の役)の際に李舜臣将軍が敵を倒した戦勝地とされるムスルモク遊園地に位置しており、自然景観がすばらしい閑麗水道などの南海岸の有名な観光地とも近接しています。規模は、敷地2,802坪、建物1,680坪で、主要施設には水族館展示室、海洋水産展示室、海洋科学展示室および種苗培養所、視聴覚室などがあります。また、3D立体映像館や海洋生物自然史館が新設されました。正門ロビーでは全羅南道を象徴する魚であるマダイの造形物か観覧客を出迎えてくれます。
2021-12-22
慶尚南道 昌原市 鎮海区 天子路101
エネルギーテーマパークのエネルギー環境科学公園内に位置するエネルギー展示館は、周辺の海の景観と調和するように帆船型に作られました。エネルギー展示館は、代替エネルギーの原理と使い道に関する展示室と、体験空間から構成されており、太陽光発電所としても利用されています。風力と太陽光の原理と、環境にやさしい再生エネルギーの活用などについてが分かりやすく展示されており、未来エネルギーを活用した体験空間も用意されています。
2019-11-07
ソウル特別市 江南区 テヘラン路113キル 7
+82-2-559-1333
2004年にオープンした白岩(ぺガム)アートホールは、総座席数417席を誇る劇場です。さまざまな公演に対応可能な可変ステージ(adaptable stage)が完備しており、演劇、ミュージカル、コンサート、舞踊などさまざまなジャンルの上演が可能です。特に、若者の街、ソウル江南(カンナム)エリアの三成洞(サムソンドン)に位置していることから、20代、30代向けの公演が数多く上演されています。ホールととも高級感あふれるギャラリーカフェテリアも併設されています。
2022-06-20
大田広域市 東区 尤庵路96
「ハンバッ教育博物館」は1992年7月10日に教育部の承認を経て、9つの展示室と3つの展示場、屋外展示場、各種付帯施設を備えた博物館としてオープンしました。昔使用していた教科書をはじめ、教育関連図書、教育学習記録、教員学生書状、事務用品など、教育関連資料約27,000点を保存・展示しており、学生たちの学習の場としても活用されています。
ハンバッ教育博物館の建物は1938年6月8日に完成したもので、大田で最も古い建物となっており、一度も改築されていません。以前は学校として使用されていましたが、韓国戦争(朝鮮戦争)のときには国連と北韓軍が交互に駐屯し、現在も当時の銃弾痕が鮮明に残っています。
2022-09-06
テジョン広域市ユソン区クァハクロ124
地質博物館(チジルパンムルグァン)は韓国初の総合的な地質専門博物館として2001年に開館しました。1981年に地質調査所として出発した韓国地質資源研究院は、現在に至るまで研究事業の成果を持続的に積み重ね、各種の地質標本などを蓄積してきました。大田エキスポをきっかけに研究院内に小規模の「地質標本館」を設立し、一般に公開し始めました。その後、観覧客が増加したため総合的な専門博物館設立の必要に迫られ、現在の博物館が作られることになりました。
地質博物館では鉱物、岩石、化石のような地質標本の展示、映像資料上映、講演会、体験学習の場を提供しています。また、博物館の外観はステゴサウルスの骨盤の形にデザインされています。
地質博物館の所蔵品
地質博物館には岩石や化石、鉱物など5,000余点の所蔵品があります。鉱物2232点、岩石291点、化石1231点で計3745点の地質標本を保有しています。また、映像物の上映、講演会または体験学習の場が用意されています。地質科学の大衆化に尽力し、地質資料などの運営により専門家のための標本およびボーリングコアの保管システムも構築しています。
2021-11-18
光州広域市 北区 設粥路477
「南道(ナムド)郷土料理博物館」は、南道の味と南道の息吹が染み込んだ郷土料理を保存・啓発するために設けられた博物館です。主要施設には、南道郷土料理と関連した料理の委託・注文販売をするミュージアムショップ、郷土料理関連の企画展示および文化芸術分野の招待展が開かれる企画展示室、南道地方の郷土料理を紹介する南道郷土料理常設展示室、博物館の施設物の案内および各種広報映像を見ることができるミュージアムスタジオなどがあります。 また、伝統料理講座を開き、郷土料理文化に接することができる機会も提供しています。
2024-11-04
クァンジュ広域市トン区チュンシムサギル155
毅斎(ウィジェ)美術館は20世紀の南宗文人画の大家である毅斎・許百錬(ホ・ベンニョン)の画業と精神を継承するために建設された美術館。2001年の建立当時、千人を超える光州市民が発議したという光州を代表する文化空間です。許百錬先生の山水画や詩など、さまざまな作品を鑑賞できる他、書道家チャン・ヨンチョルなど他の芸術家たちの作品を通じて先生の名声を確認することができます。また展示と交流、教育など各種イベントを開催し、作品の保存と展示だけでなく絵に関する調査・研究・教育を並行して行っています。周辺には先生が過ごした春雪軒や観風台、農業学校の畜舎だった聞香亭などがあり、美術館の裏手には先生が耕した茶畑があり、先生がよく飲んでいた「春雪茶」も販売されています。
2024-04-08
チョンブク特別自治道キムジェ市プリャン面ピョッコルチェロ442
「碧骨堤(ピョッコルチェ)農耕文化博物館」は、機械化・産業化される現代化の流れのなかで消えつつある伝統農耕具をはじめとした、暮らしの足跡を記録するために設立されました。ここでは碧骨堤を誕生させた農耕文化を一目で見ることができる他、韓半島最大の穀倉地帯である金堤地域の歴史と文化を見ることができます。
1つの企画展示室と3つの常設展示室で構成されており、農耕および民俗遺物約1,000点を保有しています。第1展示室は農耕の起源や歴史についての展示がされており、第2展示室では農耕の物的な土台から歳時風俗や日常生活、素朴な民間信仰などについて知ることができます。第3展示室では碧骨堤発掘の現状と碧骨堤の伝説などを模型を用いて構成することで古代に水を管理していた遺跡である碧骨堤についてより理解を深められるよう工夫されています。
2024-04-08
チョンブク特別自治道コチャン郡プアン面チルマジェロ2-8
「未堂徐廷柱詩文学館(ミダンソジョンジュシムナックァン)」は、韓国を代表する詩人、未堂・徐廷柱(ミダンソジョンジュ)の故郷であり、終焉の地でもある全羅北道高敞郡富安面仙雲里村に設けられた記念館で、近くには徐廷柱の生家とお墓があります。チルマジェ村にある廃校となった仙雲小学校鳳岩分校を記念館とし、2つの展示棟、書斎再現室、セミナー室、多用途室、展望台などで構成されています。パイプ、杖、手紙、自筆の詩など、未堂・徐廷柱の遺品約5000点が展示されている他、毎年11月未には「堂文学祭」を開催し、未堂文学賞授賞式、未堂白日場(詩文競作大会)、詩朗読および各種記念公演、学術会議などを行っています。
2024-04-08
チョンブク特別自治道コチャン郡コチャン邑トン二ロ100
「高敞(コチャン)パンソリ博物館」は、パンソリの理論家であり改作者であった申在孝(シン・ジェヒョ)、陳彩仙(チン・チェソン)、金素姫(キム・ソヒ) などの多数の名唱を記念し、パンソリの伝統を継承・発展させるために申在孝の古宅に設立されました。高敞パンソリ博物館には、申在孝の古宅、東屋 、池、常設展示館、無初懐郷美術館があります。古宅は1850年代に建築されたものとみられており、現在は素朴な藁葺き屋根のサランチェ(別棟)だけが残っています。常設展示室にはモッマダン、名誉の殿堂、ソリマダン、アニリマダン、パルリムマダン、ホンマダン、多目的室があります。常設展示館にはパンソリに関するさまざまな有形・無形の資料が展示されており、パンソリ芸術について学んだり、鑑賞したりすることができます。